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先週日曜日の半田市長選挙について

先週日曜日に投開票が行われた半田市長選挙は、当初は保守分裂選挙と報道されていた。しかし実際には「なんとなく保守」と「明確なリベラル派」の対決だった。勝利したのは明確なリベラル派の社会主義者の方だった。当選した久世孝宏新市長が明確なリベラル派であることは、半田市選挙管理委員会が市民に配布した選挙公報を見れば一目瞭然だ。「2030年を見つめ、声を聴く」という宣言は、SDGs という社会主義政策を促進することを意味している。SDGs を促進するためには、財源と公務員を際限なく増やす必要がある。久世新市長は「コロナ失業者の市臨時雇用」も掲げている。つまり久世新市長は「大きな政府」を目指す社会主義者なのだ。

久世孝宏新市長は公式ツイッターで、5月20日には伴野前衆議院、朝倉県議の応援を得たことを明らかにしている。伴野前衆議院議員とは、民主党政権で外務副大臣を務めた伴野豊氏のことだ。立憲民主党はこの伴野氏を次期衆院選の候補に内定している。朝倉県議とは、新政あいちの朝倉浩一県議会議員のことだ。連合愛知は新政あいちを支持している。新政あいちの県議団の名簿には、立憲民主党や国民民主党の県議会議員が名を連ねている。

問題は、久世新市長のグループに所属する半田市の市議会議員たちの動向だ。当初の報道で、保守分裂選挙と言われていたことの背景には、久世新市長を支持する市議会議員たちが保守だと見られていたことがある。久世新市長のグループに所属する市議会議員たちは、保守なのかリベラルなのか、態度を明確にする必要があるだろう。


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