被害者がいないのに告訴されたトランプ前大統領にニューヨーク州の判事が驚異的な額の罰金を科した事件

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は金曜日、記者会見で「誰もが同じルールに従って行動しなければならない」と宣言し、アーサー・エンゴロン判事がドナルド・トランプ氏に対して科した3億5,400万ドルという驚異的な罰金を歓迎したそうです。

しかし、AP通信が70年にわたる法務史を精査したところ、損害を受けた被害者がいないにもかかわらず、不動産価値をつり上げた疑いで起業家や企業を告訴した前例は全くありませんでした。

実際、過去の裁判の記録は、ジェームズ司法長官がトランプに異なる規則を課したことを示唆しています。

レティシア・ジェームズは2018年に司法長官に立候補し、トランプを「違法な」大統領と呼び、法律を使って彼を追及すると誓いました。その後、ニューヨークで激戦となった中間選挙の直前に、彼女はトランプ大統領と成人した3人の子供たちを民事詐欺で訴えました。彼女は、トランプ大統領が銀行からの融資を申請する際に、個人資産や保有不動産の価値を誇張していたと主張しました。その際、トランプ氏は意図や危害を必要としないニューヨーク詐欺法に違反したと彼女は主張しました。

被害者はいませんでした。銀行はトランプ大統領に融資する前に独自のデューデリジェンスを行い、トランプ大統領は期限内に融資を全額返済しました。ローン申請者は自分の資産価値を過大評価することがよくありますが、トランプ氏が誰かを誤解させる意図を持っていたという証拠はありませんでした。

資料：https://www.breitbart.com/politics/2024/02/16/letitia-james-everyone-must-play-by-the-same-rules-no-precedent-for-trump-case/

画像：https://www.breitbart.com/politics/2024/02/16/judge-arthur-engoron-fines-trump-354m-bars-him-from-running-businesses-in-ny-for-3-years/