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最近注目されている着るクーラーってなに?

みなさんこんばんは、福田達也です。

梅雨が明けてから一気に暑くなりましたね!少し外に出るだけで体が溶けてしまいそうです。このまま行くと夏にはどうなってしまうのでしょうか、少々不安です。

そんな中、最近ソニーの着るクーラーというのが売れているそうですね。初期に出た頃から名前は知っているのですが、どれぐらい効果があるのか気になっていました。

今回は着るクーラーについて、何なのか、どれぐらい効果があるのかについて調べてみます。

着るクーラーとは

着るクーラーは俗称で、正式名称は『REON POCKET』シリーズです。現在の最新機種は『REON POCKET 3』です。

REON POCKETシリーズ及び、REON POCKET 3(以下では着るクーラーと呼びます)について、公式HPでは以下のように説明されています。

REON POCKETは、本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりすることのできるウェアラブルサーモデバイスです。
REON POCKET 3は、新開発したサーモモジュールと放熱機構により、冷却効率が向上しました。さらに、センシング技術を活用し、行動や環境に合わせた冷却温度の自動調整機能も搭載。
夏のビジネスシーンもクールに、スマートに。

REON POCKET 3

着るクーラーは、金属プレートを首元に接触させ、そこの温度を上げ下げすることで首元から冷やす温冷型のウェアラブルデバイスのようです。暖かくもできるので、冬場にも使えるということですね。冬場なら着るヒーターといった所でしょうか。

温冷デバイス部分についてはペルチェ素子を利用しているとのこと。ペルチェ素子は、電流を流すことで温度を上げ下げすることができる半導体熱電素子です(逆に温度を上げ下げして電流を流すこともできます)。冷却時の反対側の発熱はファンによって放熱しているとのこと。

動作環境は5~40℃と日常使いには問題ない程度ですが、猛暑や極寒時には厳しいかもしれません。動作時間は、2-4.5時間との事なので、ずっと使い続けるというよりは、ある程度ピンポイントに使うか、充電しながら使うという感じでしょうか。

また、温度センサーと加速度センサーにより、スイッチを押したりスマホを触ったりすることなく、オンオフが可能とのこと。これは便利そうです。

AUTO START/STOP機能により、スマホで操作することなく、自動で開始・停止することができます。
本体を首元に装着するだけでCOOL/WARMを自動で開始し、本体を取り外し机などに置くと自動で停止します。

REON POCKET 3

効果の程や使い勝手は?

気になる効果のほどはどれほどでしょうか。幾つかの記事やレビューを見てみます。

首元の太い血管の所を冷やしてくれるので、暑さ対策や制汗としての効果は結構高そうです。ただ、これ一本で熱中症対策…というわけではなく、あくまで補助的な役割と捉えると良さそう。部屋の中で作業する時などにも活用できそうですね。

次に、散歩に外出してみる。夕方から夜になる前、気温は30度くらいで、モードはSMART COOL MODEのまま。この日は風もあって(まだ)歩きやすかったのだが、REON POCKET 3がヒンヤリとして心地よい。接触部分に汗をかいても、耐水対汗構造となっているので安心だ。風のない日などは、小型のポータブルファン(ミニ扇風機)と組み合わせると、より涼やかに感じられそうだと思った。

ただ、猛暑の中での長時間使用は推奨されていないので要注意。製品サイトにも「熱中症対策として使用いただくものではありません」と記載されており、REON POCKET 3があれば万全!というわけでは、もちろんない。

ソニー“着るクーラー”で猛暑対策&節電!爆売れ「REON POCKET 3」で夏を乗り切ろう

充電については、日常使いについてはそれほど気にしなくても良さそうです。長時間外で使う場合はモバイルバッテリーも使えるとのこと。

もちろんモバイルバッテリーを使わずとも、フル充電をしていれば1日くらいなら問題はありません。私も実際に午前中のオフィスワーク、車での移動時、夜に再びデスクワークと使用してみましたが、バッテリーの残量は半分弱ほどで、まだまだ使える状態でした。

ソニーの“着る”クーラーが進化! 「REON POKET 3」を試してみた

こちらは公式HPと価格.comの商品レビュー。しっかりと涼しくはなるけれど、これ一本で何とかしようというような過度な期待は禁物そうです。


終わりに

今回はソニーの着るクーラーについて調べてみました。

毎年夏が暑くなってきている気がする今日このごろ、暑さ対策は必須ですね。着るクーラーを買うかは悩み中ですが、熱中症に気をつけていきたいものです。着るクーラー以外の暑さ対策なんかも、今後調べて紹介しようと思います。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。

参考文献


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