映画の思い出⑴ - 韓国で初めて見た映画
以前、映画の内容はすぐ忘れてしまうくせに一緒に行った人は誰か覚えているという話を書きました。
映画の思い出、振り返ってみるの面白いかなあと思って、書いてみます。
高校生のころ、研修旅行で韓国に行きました。
少人数の研修旅行で、3泊くらいだったと思います。
文化、そして平和についてよりよく学ぼう、という趣旨でした。
趣旨はさておき、自由時間というか、お買い物や遊べる時間もあって、その中で先生が、みんなで映画を観に行くことを企画してくれました。
言葉がわからなくても絶対楽しめるから、とチョイスしてくれたのは怪獣映画でした。
(映画ビジュアルに怪獣は描かれていないので、サイコホラーという感じでした)
その頃の私は、韓国語なんて「アニョハセヨ」ぐらいしかわからなかったので、映画も誰が何をしゃべっているのか全然わからなくて。
でも、観終わって思ったのは、本当に、「言葉がわからなくても映画は楽しめる」ということでした。
映画の力って、画面の力がかなり大きな割合を占めているんだな、と身をもって体験したのはこの時のこと。
映像ってすごいなあ。
とは、思いつつも、映画づくりを志すのはまだだいぶ後のこと。
ちなみにですが、その時観た映画の監督は先日カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲ったポン・ジュノ監督です。
先生、チョイスはさておき、彼の作品を観に行こうって提案してくれてありがとう。
(ジュラシック・パークが苦手な私には、その映画は完全に韓国版ジュラシック・パークにしか見えなくてかなりキツかったですが)
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