何の映画、よりも誰と観るか

昔から映画は劇場よりもおうちで観る方が断然多いのですが、大学生の頃は遊びに行くというと映画館が候補に上がることが多かったようにも思います。

私の場合、せっかく観た映画でもストーリーを忘れやすい質らしくて、感動して大泣きした映画はおぼろげに覚えてはいるものの、基本的にはどんなお話だったか頭からすっこーんと抜けてしまうんですよね。
二度目を観るときにも新鮮な気持ちで観れるからお得なのかもしれないけど。


でも内容よりも、誰と観たかのは、はっきりと覚えています。
映画館で一緒に観た人は、特に印象に残っているかも。

兄と初めて子供だけで行った映画。
もらったお小遣いを全部使い切って、後から怒られたこと。

受験が終わって、浪人が決まってたけど、その頃仲の良かった友達と春休みに内緒で観に行ったミュージカル映画。

昔好きだった男の子と観たのは、しばらくその後観る機会があっても観れなかったし、最近その作品の続編小説が店頭に並んでいたのを見たら久しぶりに彼の顔が浮かんだこととか。

中身じゃなくて、誰と体験したかが大事なのが私にとっての映画なのかもしれないです。


(今後思い出す機会の多そうな映画は誰と観るかがとても重要になりそうなので気をつけたいと思います)


#エッセイ #毎日note #映画 #映画の思い出

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