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スタートアップCOOが指摘する、スタートアップが「消費される」こと

今日もお疲れ様です!今日は、同世代でいくつかのベンチャーのCOOを歴任された方と、今感じている雑感について話しました。

「消費」されるスタートアップ

立ち上げてから、数年経つと、まるっきり似たサービスが出てきて、そっちの方がいいとなってくると、メディアなど、みんなそっちに流れていってしまうんですよね。正直なところ、前に私がいたスタートアップも「消費」されていたと思います。どうやったら「消費」されないかというのはすごく難しいんですよね。

立ち上げ期から数年後にJoinしたCxOの苦悩

また、非常に面白かった論点として

正直、立ち上げ期のところをみんなやりたがるんですよね。というのもその方が楽しいというのもあるのですが、株の持分も、その方が大きいので。正直、結構格差があるんですよね。そういう意味では、創業当初に入らないと結構苦しいと思います。

立ち上げ期が終わる「賞味期限」が減退する時期に入るCxOにもっと配慮を

正直なところ。立ち上げが終わった時こそ、実は事業が踊り場になっている可能性が高くて、そこを事業を再グロースできるCxOの役割というのは非常に大きいと思います。にもかかわらず、そこで入って来るCxOには、なかなか株が、大きく与えられないという問題があります。これでは正直なところエコシステムが、大きくならないと思います。

立ち上げ期以外でも株式報酬を重視したメルカリは凄い

創業期に生株をとっていると、言うことは非常に、大きいのですが、それにあまりに依拠したエコシステムだと、これ以上、日本のスタートアップは広がらないと思います。結局は、ある程度経済的なリターンを優秀な人間に与えない限り、大きなスタートアップは生まれないと思います。やはり、そのアンチテーゼになったのはメルカリでしょう。いろいろと反論があるかと思いますが、優秀な人間を、後から取れているのは、大きな株式報酬を、創業当初ではなくても配布したからだと思います


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