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アスフレ20-21シーズン振り返り「チーム編」

アスフレの20-21シーズンが終わりました。皆さんにとっては、どんなシーズンだったでしょうか。

1.史上最強で史上最低

19-20シーズン(昨季)、東頭体制1年目は、降格1歩手前の16位。不甲斐ない結果で終わりを迎えました。そのため、チームのフロントは、東頭HCが『チーム史上最強』と評価するロスターを作り上げ、巻き返しを図りました。

・退団した主力(※)
カイル 増子 柏倉 仁平 高山 村越
(※)主力:平均10分以上のプレイタイムがある選手

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全てが思い描いた通りではなかったはず。少なくとも、増子と柏倉とは、残留交渉をしていたでしょうから。それでも、チーム関係者からは

『勝率50%』
『最低でもプレーオフ進出』

と、強気な目標が打ち出されました。ここ数年、B2には、アスフレ以上の大型補強が相次いでいます。その中で、チーム史上最強ロスターはどこまで戦えたか。目標を達成できたのか。結果で確認してみましょう。

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・最下位争いで15位
・チーム史上最低勝率22%

うん、全然だめでした。大惨敗に次ぐ大惨敗。負けすぎて、プレーオフとか、勝率50%なんて完全に別次元の話。目標と結果には、大きなギャップが生じてしまいました。

思えば、東頭HCは、常にギャップと戦っていました。1年目は『理想と現実』。東頭HCが温めてきた理想のバスケは、現実の戦力と大きなギャップがあり、ほとんど機能しませんでした。

そして、2年目のギャップは『目標と結果』。この要因はいったい何でしょうか。シーズンを詳しく振り返りながら考えてみます。

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2.東頭バスケの真髄

【開幕節】
vs越谷アルファーズ @大田区総合体育館

開幕の対戦相手は越谷アルファーズ。アイザック・バッツを筆頭とした大型補強で、本気で上位を狙っているチーム。一方、アスフレは、外国籍選手の合流が遅れ、チームの完成度がまだまだ不十分。客観的に見れば、2連敗も覚悟しなければならない状況でした。

外国籍選手の合流状況
●ナンナ:8月中に合流
●バーンズ:試合直前の合流
●イシュ:自主隔離期間で合流できず

試合は、案の定、アスフレの手薄なインサイドが主戦場となりました。越谷はバッツのパワーで門をこじ開けようとする。アスフレは手を変え品を変えチーム総力で押し戻す。見応えある攻防は、前評判を覆し、1勝1敗の痛み分けで終わりました。

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少なくともこの時は、目標と結果にギャップが生じるような事象はありませんでした。外国籍選手がいないことを言い訳にせず、DFのチームとして一丸で戦えていましたからね。

3.たった1度の敗北で・・・

【第2節】GAME2
vs茨城ロボッツ @アダストリアみとアリーナ

GAME1を落として迎えたGAME2。アスフレは、オフェンスで進化を見せてくれました。

ポストアップをやらず、人とボールがよく動く"軽い"バスケ。その中で、ルーキーの栗原と髙木が個人技を活かして、チームを牽引。チームと個。それらが上手く融合したオフェンスが、面白いように決まり、最大19点差のリード。強豪・茨城を完全に圧倒していました。

この時、おぼろげですが、東頭HCが目指した理想にやっと触れられた気がしました。理想を掲げ、理想に溺れた1年目。それが、決して無駄ではなかったと思えるほど、その感触は、熱くて刺激的でした。

しかし、ここからが問題でした。

16点差でリードしていた第4Q。ここで、東頭HCは、好調な若手を下げ、ベテランをコートに送りました。クロージングで、勢いよりも確実性を重視した采配。この考え自体は決して間違っていなかったと思います。しかし、結果的には、この采配が完全に裏目に出て、大逆転負けを喫してしまいました。

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試合後、自分たちが作ったリードを台無しにされてしまった若手たちは、こんな話をしていたそうです。

『クロージングを任せてもらえるように、練習からミスをなくすようにやっていこう』

これは素晴らしい考えですよね。「東頭バカヤロー」とか「ベテランしっかりやれよ」ではなく、自責でしっかりと反省できていますから。

ただ、この反省通りには進みませんでした。ここから、不器用な若手たちは、『ミスをなくす』ではなく、極端に『ミスを恐れた』プレーを選択するようになってしまったのです。

想像してみて下さい。モーションオフェンスと呼ばれる、自由度の高いオフェンスに、極端にミスを恐れた選手が入っていたらどうなるかを。

リムへ向かうべきハンドラーが、ミスを恐れて仕掛けない。シュートを打つべきシューターが、ミスを恐れて狙わない。その結果、消極的なパス回しに終始し、24秒ギリギリで、ベテランもしくは外国籍選手がタフショットを打つ。(10/25の仙台戦では24秒オーバータイムが5回もあった)

人とボールがよく動く"軽い"バスケは、動きの少ない”激重”のバスケに変わってしまったんです。茨城戦以降の10試合、オフェンスレーティングは、大きく減少。さらに、得点をとれないことに焦り、得意だったディフェンスまで疎かになってしまう始末。ミスを恐れる心から、負の連鎖が生じてしまいました。

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負の連鎖により、ネットレーティングは『-16.5』。これでは勝てない、というか、勝負にすらなりません。大惨敗が続き、最初の15試合で2勝13敗。もはや、この時点で、プレイオフ進出は怪しくなってしまいました。

勘違いして欲しくないんですが、この負の連鎖を全て若手のせいにするつもりはありません。私の人生経験上、若手が悪い思考に陥るのは、周りの環境に問題があるからです。

『勝率50%』
『最低でもプレーオフ進出』

この目標が、若手に過度なプレッシャーになっていたのではないでしょうか。本来ならば、コーチングスタッフやベテランが上手く導いてあげるべきですが、彼らもまた当事者。迷走して余裕がないように見えました。

現に、この頃のチームの雰囲気はマジで最悪でした。倒れた仲間に駆け寄る選手がいなかったり、ベンチがお通夜状態だったり、仲間を気にかける様子がほとんどありませんでした。

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『チーム史上最強ロスター』

確かに、個々の能力だけで考えるなら、間違っていないでしょう。しかし、そこにコストをかけすぎ、チームのまとめ役だった中堅を残留させられなかったり、専任アシスタントコーチ(AC)を雇えなかったり(後に雇うが)、チーム力を発揮させる体制が整っていませんでした。その影響が、たった1度の敗北で表面化したんだと思います。

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今でもふと思うことがあります。茨城戦、『大逆転負けしたバスケ』でなく、『19点リードを奪ったバスケ』に目を向けられていたら、残りのシーズンはどうなっていたのかなと。

4.重荷

永遠とも思える迷走。そこから戻るきっかけを得たのが第9節。

【第9節】GAME2
vs越谷アルファーズ @大田区総合体育館

この試合、ベテランがコンディション不良により欠場。若手が主体として、強豪・仙台との戦いに挑みました。

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頼れる存在がいない状況。そこにはもう、極端にミスを恐れる若手は誰もいませんでした。ドライブ、カット、パス、ショット。全てのプレーがリムへ向かうようになったのです。チャレンジした分、ミスも増えました。それでも、自分や仲間を鼓舞し、歯を食いしばって、何度でも立ち向かっていました。

その甲斐あって、結果は最後の最後で相手を振り切っての勝利。試合後の若手からは、充実感と自信が溢れていました。

若手に引っ張られ、勢いが付いたチームは、次節の熊本戦も勝利。遅まきながら、迷走を脱出したかのように見えました。が、その勢いは長続きしませんでした。なぜなら、若手には力がなかった。意思を貫けるだけの力がなかったんです。

こちらは、若手のシュート成功確率と期待値。

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B2の場合、ほとんどのチームはオフェンスレーティングが100を超えています。言い換えると、対戦相手は1回の攻撃で1点以上とれるシュート力を持っています(※)。

それに対して、若手のシュート期待値は『1.0』に全く届いていません。つまり、若手のシュートでは、相手と得点を競うことができないんです。たまに勝てても、安定して勝つことはできません。

若手もわかっていたでしょう。自分のシュートが効果的でないことを。だから、だんだんチャレンジが減り、消極的なプレーを選択するようになってしまうんだと思います。

(※)100回の攻撃で100得点以上入る→1回のシュートで1得点入る

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今季の若手は、今後のキャリアが心配になるほど、とにかく伸び悩んでいました。それは久岡が特徴的で、伸び盛りのこの時期に、自身のワースト記録を年々更新しています。

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もうそろそろ、アスフレは『重荷を背負わせて試合に出す』以外の育成手段を用意すべきではないでしょうか。

東頭体制が始まってから専任ACがいないこと。

東頭体制が始まってからプロデビューした久岡が伸び悩んでいること。

これらは無関係ではないはず。山野社長、『成長ストーリー』を見てくれと言うのならば、しっかりとした育成体制を整えるべきです。久岡が、コーチと選手の間を取り持ったり、ベテランと若手の間を取り持ったりするのに、四苦八苦していたのはご存知ですよね。そんなの、不振に陥っている大卒2年目の選手がすることじゃない。絶対に。

選手として集中できる環境を作って下さい。金も実力もないチームが、若手を育成できなかったら、明るい未来は絶対に来ませんよ。

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5.out of control

結果も出せない。育成も進まない。もはや、死に体のチーム。そこに、さらなる追い打ちをかけたのが、外国籍選手の怪我でした。というのも、大小様々な怪我で、外国籍選手がほとんど揃わなかったんです。

【外国籍選手の怪我】
・イシュ;前十字靭帯(ACL)断裂
     →シーズンアウト
・アレックス;右足首捻挫
       →約1ヵ月の離脱
・バローン;肉離れ等いろいろ
      →約2ヵ月      

シーズン全59試合の中で、外国籍選手を3人フルでエントリーできたのは30試合のみ(※)。外国籍が怪我するたびにバスケの方向性をコロコロ変え、チームは更なる迷走へ。全くと言っていいほど勝てなくなりました。
(※)エントリーしてもDNPだったパターンが多く、フルで戦えたのはもっと少ない。

【第20節】GAME2
vs西宮ストークス @大田区総合体育館

この試合も、外国籍選手で出場したのはナンナのみ。ナンナはフル出場で奮闘してくれたんですが、チームとしての力が全く及びませんでした。チーム史上最多の16連敗で、成績は4勝32敗。シーズン半分とちょっと終わっただけなのに、目標であった『勝率50%』『最低でもプレーオフ進出』は夢物語になってしまいました。

アスフレはミッションとして、

日本代表が世界で勝利することに貢献する
世界に通用する日本人選手を輩出する

を掲げている以上、外国籍選手が少ないことを敗因にすべきではありません。ですが、チーム内の日本人選手と外国籍選手の間に、思いだけでは埋められない差があるのは、紛れもない事実。だから、連敗中の東頭HCからは、「怪我で外国籍選手が揃わない」と嘆きのような言い訳が何度も出ていたんだと思います。

そもそも、試合中の怪我はどうしようもないこと。そこに、答えを求めてもチームの成長はありません。東頭HCだって、そんなのは百も承知のはず。それでも、言わずにはいられないほど、万策尽きてしまっていたんでしょう。

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6.微かな光

事実上、白旗を上げた東頭体制。フロントは、そこに外部から新たな血を入れ、現場の改善を図りました。

【シーズン後半に加入した選手・コーチ】
・増子匠
選手として、B1信州から期限付移籍で古巣へ復帰。以前のアスフレではエースとして君臨していた。

・アンドリュー・ジョーンズ
アシスタントコーチとして加入。コーチとしてNBAを目指す。メガネ君(笹山フィルムコーディネーター)と同い年。

トーマス・ウィスマン氏も加入していますが、現場だけの役割ではないので、ここでは割愛します

増子は、加入早々、ポストアップした外国籍選手をどかしたり、シューター岡田のムーブを敢えてデコイにしたり、ベテランと外国籍選手に依存したプレーを拒絶しました。それは、ミスを恐れ、我を貫けなかった若手には、かなりのインパクトがあったと思います。その影響を受けてか、徐々にですが、若手のプレーに積極性が戻ってきました。

ジョーンズACは、若手の指導に尽力してくれました。それは、普段の練習から、試合後の深夜まで及んでいたそうです。若手は、『重荷を背負わせて試合に出す』以外の育成をやっと受けられるようになり、プレーの精度が上がりました。現に、シーズン終了後、栗原はジョーンズACのおかげで上手くなったと発言していました。

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【第26節】GAME1
vs佐賀バルーナーズ @大田区総合体育館

この試合、増子とジョーンズACの影響を受けた栗原が躍動しました。チーム最多のシュートを放つ積極性。相手の外国籍ガードと対峙しても、二桁得点を奪うスキル。進化と成長がはっきりと見受けられました。

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しかし、試合は敗れました。これで、6勝41敗。プレイオフ進出の可能性はとっくに途絶えています。かといって、今季はB3への降格がありません。上もない。下もない。宙ぶらりんな状態で、完全な消化試合が続くだけ。そんな状況で、成長を見せてくれる栗原の存在だけが希望。次の試合を見に行くモチベーションとなっていました。

栗原に限らず、今季の若手には磨けば光る力があったんです。『その力をどう発揮させるか』。改めて、周りのサポート環境の必要性を感じました。

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7.再び時計が動き出す

佐賀との戦い以降、栗原は表情に自信が溢れ、メインのハンドラーとしてプレーするようになりました。周りはそれに呼応し、ポストアップ主体のオフェンスを止め、ピック&ポップでインサイドを空けるスペーシングを行っていました。要するに、栗原のペイントアタックを中心とした、人とボールが良く動く”軽い”バスケが展開されるようになったんです。

このバスケ、どこかで見た覚えありませんか?

そう、第2節の茨城戦です。茨城相手に19点リードを奪ったのも、栗原を中心とした”軽い”バスケでした。時間にして約6か月。試合数にして約50試合。紆余曲折、迷走しまくった結果、シーズン初期地点に戻ってきたんです。

【第30節】GAME1
vs越谷アルファーズ @三郷市総合体育館

この試合も、中心は栗原。ペイントタッチから得点とアシストを量産し、チームを牽引。アスフレとしては珍しく、クラッチタイム(※)に突入しました。
(※)NBAの定義では、残り5分、5点差以内。Bリーグはあるのか知りません。

残り4分46秒、同点。ここで、東頭HCは、ベテランを下げ、若手をコートに送りました。

in:栗原 髙木 ケイン
out :岡田 綿貫 増子

オンコート:栗原 髙木 ケイン 翔 ナンナ

若手は、ワンポゼッション差で推移する攻防でも焦らず、自分たちの持ち味を十分に発揮できていました。最後は、栗原のキックアウトから、髙木の3Pシュートで勝負あり。東頭HCの期待に応え、勝利を手にしました。

半年前の第2節茨城戦を振り返ると、若手はクロージングを任せてもらえず、チームは大逆転負け。

『クロージングを任せてもらえるように、練習からミスをなくすようにやっていこう』

その自責の反省が過度に働き、チームは迷走へ。それから半年。若手は、やっとクロージングを任せてもらえ、見事な勝利をあげました。第2節で自ら止めてしまった時計の針。それを、成長して自らの手で動かしたのです。

8.生き残り

その後は、外国籍選手が復帰し、4連勝もありました。しかし、全てが遅すぎました。チーム史上最低の勝率で、目標は達成できず。こうして、アスフレに関わる皆が口を揃えて「今までで一番厳しかった」と評価するシーズンが終了しました。

ギャップ『目標と結果』

シーズンを振り返ってみると、ギャップの大きな要因は2つありました。

①外国籍選手の怪我
②サポート体制

要因は『①外国籍選手の怪我』が支配的。シーズン終盤の10戦で、7勝3敗だったこともあり、外国籍選手が3人揃っていれば、少なくともチーム史上最低勝率にはならなかったはず。が、それを言うのは止めましょう。怪我は仕方ないことなので、言ったところで、何も生まれません。それにさ、何よりも『ダサい』。東頭さん、ダサいっすよ、だらだら言い訳するのは。今いるメンバーで勝つことを考えて下さい。それで勝てなかったら、しゃーない。そん時は、やることはやったと、胸を張ってファンの前に立って下さい。アスフレファンなら事情は理解できると思いますから。

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んで、残るは『②サポート体制』です。これはマジで何とかしなければなりません。今季の戦いで、チーム史上最強ロスターが力を発揮するのにも、期待の若手の育成にも、相応のサポート体制が必要なことを痛感しました。実績あるベテラン選手とか、責任感の強い若手選手に甘えてはダメ。選手は選手。コーチはコーチ。兼任はなくして、責任と役割をはっきりさせましょう。それができれば、個人とチームがもっと上手く融合できるはずだし、仮に迷走しても復帰が早くなると思います。

とは言うものの、「それじゃあ、雇いましょう」とならないのがアスフレなわけで。まぁ、結局は金。雇う金がないんです。昨今、Bリーグへの大資本参入により、コーチングスタッフや練習環境に投資できるクラブが増えています。それに対し、後ろ盾のないベンチャー企業であるアスフレは、チーム史上最強ロスターとトレードオフで、コーチングスタッフを削らざるを得ない予算しかないんです。

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『もっと金を稼げ』とか、『大企業にチームを売れ』なんて言うつもりはありません。小さい予算でやっているところも、応援したいと思う部分ですからね。しかし、金をもっと使えないのならば、他クラブとの差は確実に開いていきます。そして、いずれ、我々は淘汰されてしまうでしょう。

9.来季のお話

さて、これで東頭体制の2季目が終了しました。ホップ・ステップ・ジャンプのステップに当たる位置だったんですが、バスケの内容的にも、結果的にも、もの凄く足踏みしちゃっています。

東頭体制の結果
・1年目:12勝35敗
・2年目:13勝46敗

このことから、来季へ向けた注目ポイントは、東頭体制を解体するかどうかです。成績だけ見れば、解体→Rebuildなんですが、今季は仕方ない事情も多少ありますからね。フロントがそこをどう判断するか。

ロスターに関しては、心配なのはサラリーです。今季は新人が2名(髙木・栗原)、無給が1名(ケイン)とかなりサラリーを抑えれていたと思います。

Bリーグ規約より
B2新人の年俸:240万円~400万円

ケインの代わりの選手、髙木と栗原の年俸up分、サラリーはけっこう上がります。それをアスフレが用意できるか。今季のように、コーチングスタッフを削る判断にならなきゃいいんですが。どうでしょうか。

ここらへんは、山野社長を信じるしかないですね。座して待ちましょう。

10.最後に

さて、今回のnoteは自分史上最長の長さになってしまいました。ここまで、お付き合いしてくれた方は本当にありがとうございます。ここからは少しだけ、自分の思いをお話しします。

今季、アスフレを応援するのは本当に辛かったです。それは負けまくったからではありません。大好きだった東頭HCのバスケがコロコロ変わってしまったからです。

「俺の好きな東頭バスケはこんなのじゃない」

そんな、やるせなさとか、怒りを常に感じるようになってしまい、チームから離れようと思ったことは何回もありました。でもね、このnoteを書くに当たり、心に残っている場面をぽつりぽつりと並べてみたんですが、良い思い出ばっかりなんですよ。確かに嫌なことはあったのに、結局は忘れちゃうんだろうね。ただの趣味だから。「負けてもいい」なんて考えるつもりはさらさらありません。でも、負け試合の中でも現状をどう楽しむかっていう見方だけは、忘れないようにしようと思います。

では、また来季。チームとファンが共に健康に出会えることを願って。
Go Win Z!

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