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水無月

和菓子の水無月、あの白いういろう(かな?)に小豆をちりばめた三角の和菓子、もうあれが大好きでしてね、デパ地下や街の和菓子屋で見つけると、手あたり次第に買って食べるんです。京都の実家の町内にお餅屋さんがあって、俺の和菓子好きは両親がしょっちゅう買って食べてたのが始まりです。
 
あの白い三角は氷を表現してるんだそうです。旧暦で言うところの6月は今の暦だと7月、暑さが本番になって冷たいものがほしい季節。昔は氷など手に入るわけではないから、お餅を氷に見立てて涼をとったんですね。
 
さてと6月、梅雨入りまでのしばしの間、暑くもなく寒くもなく、一年で一番過ごしやすい季節が来ました。と言ってもそれもつかの間、ムシムシと暑い夏がやってきます。そんな6月朔日、大阪は穏やかに晴れて気持ちのいい朝です。

大分、宇佐神宮にて

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