足が速くなるための鍵

今回はこのお題で話をしていきます。

ポイントは3つです。これを意識するだけでも絶対に代わります!!

踵をついて走ってはいけない!?

ポイント1 足の着く位置がとても重要!!

前回の記事で体のバネについてお話しましたが、走る際足の着く位置でもこのバネがうまく使えるかが決まってきます。

足を着く位置が 体の真下に着く ときと 体の前に着く ときではどちらのほうが反射が使いやすいでしょうか?

ここで必要になるのは”ふくらはぎのバネ” (腓腹筋のバネ)です。

ふくらはぎのバネが反応する条件は足首が固定されていてつま先を(前足部を)下から押されたときです。この時にふくらはぎは急激に伸ばされ反射的に縮もうとしバネが発生します。

逆に言うとかかとから地面に着くと足首の角度は変わらないためバネが発生しません。

次に物理学的な話になってきますが、進行方向に対し体より前に足を着くと床から進行方向と反対方向に向かい力が発生します。つまりブレーキがかかるということです。

身体の重心から足を遠くに着けばつくほどブレーキになり、自分の真下に近ければ加速する力に代わります。ただ自分より足を後ろに着けば前に転倒してしまいます。

世界のトップスプリンターのボルト選手とその後ろを走る選手です。

黄色の丸が重心

下の緑の横線が重心から足をどのくらい前についているかの距離

世界大会に出るトップ選手でもボルト選手と比べると前に足を着いてしまっていますよね。

猫背はダメ

猫背は何をするにもやはり良くないですね。

上記したバネの話なども猫背になるとバネで生まれた力が地面を蹴りだす際には逃げてしまいうまく加速ができません。

猫背になる= 胸前が固まる、頭が前に突出する

            ⇩

    目線を通常に合わせるために骨盤を後傾させる

            ⇩

    後ろ荷重位で立つ姿勢が当たり前になる

骨盤が後傾すれば足は前に出しやすく後ろに引きにくくなります。

後方重心になり足が前につきやすくなると結果加速しずらくなることがわかりますよね。

お尻の穴を真後ろに向けるよう意識した姿勢が取れればいいです!!

まとめ

本日は速く走るためのポイントを2つご紹介しました。

足を着くのは体の真下を意識する。

姿勢は猫背は絶対ダメ!!

このことが意識できれば今より絶対足が速くなります!!

次回はもう一つのポイントであるトレーニングをご紹介します。

ただトレーニングするだけではなく何を意識すればよいかについてもお話しします!

お楽しみに!!!

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