北海道 イトウの聖地、猿払で幻のイトウを釣る(道北の釣り旅イトウ釣り篇）
道北釣りの旅３日目です。今回はカラフトマス狙いのつもりで、オホーツク海の海岸と河口周辺を釣る予定です。
まずはホテルの近くの釣具屋へ。昨日カラフトマスのために最近買った竿が折れてしまったので、直してもらうつもりです。
釣具屋の方からよると、カラフトマスは最近オホーツク海でたくさん上がっているみたいです。ついでにサケの釣果について聞いてみますが、やはりまだサケは早いようです。
おすすめの場所やルアーも紹介してもらい、少し近くの港で釣りをして、早速釣り場に向かいます。
が、オホーツク海に出た瞬間に海が荒れていることに気づきます。
早速おすすめされた、実績ポイントに向かいますが、サーフ全体がほぼ海になっており、波も高く、海も黒く濁っており、釣りにならなさそうです。
ということで別の釣り場に向かいます。
場所は河口周辺のサーフです。
が、やはりここも海が大荒れです。
なので、カラフトマスやサケが川にいないことを確認して（北海道では川でのサケ、マス釣りは禁止されている）、川にもルアーを投げます。
すると数投目にまさかのヒット！！
あまりに急な出来事で戸惑います。タモ網も海岸のほうにあります。
無事タモ網があるところまで魚を寄せれたので、網に入れようとしますが、タモ網が絡まっていることに気づきます。そして、バラす。
アメマスでしたね。
アメマスは他のマスと違い、川でも捕っていいので、悔しいですが、大アメマスがまたかかることを願って、もう一度川に投げます。
何度も投げて探りますが、全く釣れません。
６０か７０ｃｍくらいでしたが、あの個体しかこの川にはいなかったのでしょうか？
この後も何度も探りましたが釣れず、他の川も探りたいので、別の日にこの川でリベンジをするということで別の場所へ移動します。
ちなみにこの川でのアメマスリベンジの記事は下記から。
ここから目的がカラフトマスから川に住むヌシにを釣ることに代わってしまいました。（笑）
確かに海が大荒れでカラフトマスなんか釣れる気がしないのでいいでしょう。
では次のポイントに。ここも川の河口です。ランガンして釣ります。
ここも念のため浜や海も確認しましたが、堤防が海に埋もれているくらいの大荒れで、釣れそうにないので、川のヌシをすることを決意して、ルアーを投げます。
ルアーはさっきアメマスがヒットしたなぜか釣れる、タコべート付きのスプーンです。（カラフトマス用）
表層をメインに探りながら、一投、二投と投げますが反応なし。
確かに水も濁っており、コンクリートで囲まれていて釣れる気がしないのであきらめようとしたその瞬間にまさかのヒット！！
ルアーをゆっくりただ巻きで巻いていると急にバン！！と強いアタリがあり、茶色く濁った水の中で金色に光る魚体が見えました。
が、アメマスにしては体が太い気がします。
なんだこの魚は？
ものすごく暴れますが、無事手前まで寄せることができました。
が、魚が顔を水面に出そうとせず、この釣り場は足元もかなり水深があるので、足元にものすごく突っ込みます。
まさかカラフトマスを川で釣ってしまった？サケ？ブラウントラウト？ニジマス？か普通にアメマス？なになに？
足元に突っ込み始めると、根掛かりをした時のように竿がしなり、一瞬折れるかと思いましたが、無事ネットイン。
はたして魚の正体は．．．
イ、イトウ！？
タモ網を上げた瞬間にイトウだ！！と思わず叫んでしまったほどです。
これっていわゆる幻の．．．
いやいやイトウなわけがない。
ブラウントラウトかニジマスの見間違いだ。
そう思いながらもう一度魚を見ますが、どう見てもイトウです。
イトウですね。
ついに北海道に来たら誰もが釣ってみたい日本三大怪魚のイトウ釣れました！！
幻を釣ったので夢か現実かわからず、ずっと魚を見つめていましたが、急いでリリースをしないといけません。
イトウは幻の絶滅危惧種で、リリースが基本です。
あとイトウは基本水から出さずに撮影し、リリースして、なるべく魚体を弱らせず傷つけないようにしてリリースするので、急がないと魚が弱ってしまいます。
まさかこんな幻の魚、イトウが釣れると思っていなかったので、針もカエシがついていて、リリースの準備も何もしていなかったので、急いで針を外し、撮影をしてリリースします。
そんなこともあり、無事イトウを釣り上げてリリースにも成功しました。
急いでリリースをしたので、短い間でしたが、人生の中でも間違いなく最高の瞬間でした。
家に帰って写真の中に写っているものを利用して魚の長さを予測すると、おそらくですが、７０ｃｍほどでした。
ナイスサイズです。
いつか１ｍオーバーも釣りたいですね、１ｍを超えばどんな引きを楽しませてくれるのでしょうか？
イトウが釣れたことに興奮して、イトウが釣れた竿のカーボンモノコックの部分を車のドアに挟んで、ひびが入ってしまったこと以外はすべて良かったです。
まあイトウが釣れたのでこんなことはどうでもいいですけどね。
にしても狙っていないのに幻のイトウが釣れるとは．．．
その後もランガンしながら別の川にまた釣れるかもと思いながらイトウを狙い続けましたが、先ほどの出来事が奇跡だったみたいで、釣れませんでした。
あと、いつの間にか稚内から１時間半くらいかかるところまで来ていたので、薄暗くなりましたし、今回の釣りはここで終えたいと思います。
はい、今回はカラフトマスをあきらめて、軽い気持ちで川にルアーを投げていたら幻のイトウが釣れたという釣行でした！！
調べてみたら今回釣りした川は猿払村付近でこの辺の川ではよくイトウが釣れるみたいです。
あとこの時期は特に、河口でイトウが爆食いしている時期みたいなので、丁度イトウが釣れるコンディションだったのでしょう。
イトウはずっと釣ってみたかったけど難しそうであきらめていましたが、今回ずっと釣りたかったイトウをついに釣ってしまいました。
あと、これがきっかけで北海道の川釣りにもはまったので、いろんな意味でよかったです。
これからも北海道の大物を追って、たくさん釣りをしたいと思います！！
ということで
ではまた～！！
次回の記事も楽しみにしていてくださいね～！！(^^)
ちなみに今回の釣行の本篇はこちらから。
あと僕の道北釣りの旅について気になる方は下記で。（僕の道北釣りの旅の記事をまとめたマガジン）
今回の釣果を釣り情報サイトカンパリにも投稿したので、よろしければご覧ください。
あと、今回のタックルデータは下記から。
ロッド:シマノ２３ディアルーナ１００MH
リール:シマノストラディック４０００XG
ライン:PE１．２号
ルアー:DEVELOPスプーン（１８ｇ）赤アワビ色(カラフトマス用)タコベート付き
今回利用したスプーンはこちら。
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