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みんな釣りたいあの魚、カレイの釣り方についてすべて解説!!仕掛け、エサやポイントにコツから食べ方まで全部紹介!!

どうも、龍キング釣りと申します。冬、魚の活性が低くなる一方、唯一釣れる魚であるカレイ。強いアタリに、ずっしりとした重み。さらにはその味まで釣り人を魅力します。今回はだれもが釣りたい高級魚、カレイの釣り方について解説していきたいと思います。投げ釣りを代表する魚ですが、今回はタックル、仕掛け、エサ、ポイント、コツ、さらに食べ方まですべてを紹介していきたいと思います。

ということで早速本題に入ります。



1.カレイについて

では今からカレイについて説明していきたいと思います。種類、大きさ、食性、釣り場、時期、そして、時間などなどと色々説明していきます。

カレイの種類

カレイと言っても日本だけで30種類以上世界ではなんと100種類以上もいます。その中でも釣りの対応魚として有名で、日本を代表するカレイを紹介します。
まず、日本中ならほとんどのエリアで釣れますが、本州を代表する、マコガレイ。高級魚として人気ですし、50cmを超える大型も釣れ、カレイを代表する存在と言ってもいいでしょう。次にマガレイ。カレイといえばこれ。東北地方や北海道に生息しており、高級魚としても知られています。そして、イシガレイ。これもカレイを代表する存在です。カレイ類の中でも大きくなるほうで、同じく北海道や本州周辺に生息しております。次にはマツカワカレイホシガレイ。マツカワカレイは北海道を代表するカレイで、幻のカレイ、カレイの王様や王鰈とも呼ばれています。それに、ホシガレイはマツカワカレイと見た目がほぼ同じでも、東北地方を中心に生息しています。

筆者が釣ったマツカワガレイ

次に、メイタガレイです。関西を中心に西日本で特に人気なカレイ。九州地方にも生息しています。次に、北海道を代表する高級カレイであるババガレイ。さらに、ヌマガレイ。淡水にもすんでいるカレイですが、東北地方、北海道に生息しています。ただ、あまりおいしくないとされています。そして、クロガシラガレイです。北海道のカレイで、煮付けで美味しいです。さらには、スナガレイです。同じく北海道のカレイです。そして、ソウハチカレイ。高級魚として知られていて、船釣りが基本ですが、これも北海道のカレイです。さらに、アカガレイ、アサバガレイ、ムシガレイ、オショロガレイにカレイ類の中でも最も大きい、オヒョウなどもいます。

実際は地域によって釣れるカレイは大きく変わるうえ、もっとたくさんの種類がいるので、自分の近くの釣り場でどのようなカレイが釣れるのかを調べることをおすすめします。

カレイの種類についての詳しくは下記から。
(ぼうずこんにゃくの市場魚介類図鑑 カレイ)から。


カレイの大きさ

主に30cmほどのカレイですが、種類によっては50cmを超え、さらには70cmを超えるものもいます。特にカレイの中でも最も大きいオヒョウなんかは例外の3mまで達します。ただ、大きいとされるのは基本40から50cmほどでしょう。

カレイの食性

カレイは肉食です。自然界でのエサは基本的にゴカイやイソメなどの虫で、カニなどの甲殻類も捕食します。ただ、種類によっては魚食性が強いものもいます。例えばマツカワガレイ。ヒラメのように小魚を追いかけながら回遊するとも言われているくらいです。さらに、ヌマガレイなども魚食性が強いとされています。

カレイが好む場所(釣り場)

カレイは水深が100m以浅の泥底や泥と砂が混ざっているような場所を好みます。たまに、岩が多いエリアでも釣れますが、基本泥混じりの砂地や泥底でしょう。海底がそういったところであれば、サーフ、堤防、磯など構わず、釣れます。これはどのカレイにも共通することでしょう。

カレイが釣れる時期

カレイは基本秋から春の間に釣れます。ただ、ベストシーズンと言えるのは、本州なら10月から12月の秋から初冬か、春である3月から5月でしょう。北海道ならカレイの種類がコロコロ変わりますが、全シーズン釣れます。それでもやはり春がベストシーズンと言えます。本州なら秋、そして冬も見逃せません。

カレイが釣れる時間

カレイは日中から夜、どの時間でも釣れます。夜になると活発に動き、よく釣れるといいますが、日中のほうが釣れる時もあります。釣りたいなら24時間、1日中釣ることが確実ですね。

2.カレイの釣り方

カレイは投げ釣りで釣るのが基本です。コツ等や釣り方は全てのカレイに共通するので、早速紹介していきたいと思います。

釣り方

カレイは投げ釣りの対応魚の中でも比較的釣るのが難しいとされています。その理由としては、まず時合いにならない限りなかなか釣れないから。そのため、いつ来るか分からない時合いのために前もって準備する必要があります。
そのため、単純に投げて待つだけではだめです。そこで初心者にも分かりやすいように、今からカレイの基本的な釣り方について解説していきたいと思います。

1.釣れそうなポイントを選ぶ、そしてポイントの状況も把握する
カレイはポイント選びが非常に重要です。釣果情報を調べたり、誰かに聞いたりして釣れている場所を探すか、実際に自分で見つけるか。いろんな方法がありますが、カレイが釣れる場所には必ず共通点があります。まず底が泥と砂が混ざったような場所。そして、潮通しがいい所です。そのような場所であればどこでも可能性はあるでしょう。
さらに、初めての釣り場なら特に、釣り場の潮、地形、海底そして水深も把握する必要があります。やらない人も多いですが、釣りたいなら必ずやっておきたいことの一つです。

2.竿を4本(最低でも2本)ほど用意する (遠、中、近、に投げる)
キスの投げ釣りなら竿は1本が基本ですが、カレイの投げ釣りの場合は基本、竿を複数本用いて釣ります。これも可能性を増やすため。そして、遠、中、近、に投げるためです。そうすると、どのエリアにカレイがいるか。そして、さらには竿を数本出すことによって、どの餌や仕掛けが最も反応がいいかを知ることもできます。少しでも可能性を増やしたかったら竿は何本か用意するといいでしょう。

3.一番釣れそう(釣れているでもいい)な仕掛けを使う
次に一番釣れそう(釣れている)仕掛けを使いましょう。つまり、しっかりカレイに対応した仕掛けを使うということ。実績仕掛けでもいいです。これも、案外仕掛けで釣果が変わってくるからです。特に目立つ仕掛けを使用するといいでしょう。派手な仕掛けであればあるほどカレイにアピールして、釣れる確率が高くなります。カレイは待ちの釣りで、仕掛けを同じところに置いてでも、十分カレイにアピールできる仕掛けが必要になりますね。

4.おもりは重く、針は大きくする
カレイ釣りは仕掛けを同じところに置くような釣りです。そこで、激流にも流されず、仕掛けが動かないように止めることができる重めのおもりが必要になります。そのため、竿も重いおもりを投げれるものが必要になります。

さらに、針も大きくします。カレイは針を丸吞みしがちです。丸吞みされないように大きい針が必要になります。そのうえ、大きな針の分、エサも多くつけれるので針は大きめのものを選びましょう。

5.何種類かのエサ(基本的にはイソメ類)をつける。そしてエサは多めにつける
餌を数種類用意するのも手でしょう。イソメなどを中心に、イカ、切り身などの身エサ、そして虫エサであるマムシ、ユムシやコガネムシ等々を使用しましょう。そして、どのエサが一番反応がいいかを実際に試してみるといいです。これによって大きく釣果が変わります。
さらに、エサを多めにつけることも重要です。カレイはエサを離したり、取ったりする魚ではありません。そのためエサを取られないようにするよりかは、アピールをすることの方が重要になります。エサは投げるときに身切れさえしないようにすれば、どれだけ多くつけてもいいでしょう。
あと、エサ取りが多い状況下ではエサ持ちに強いユムシなどを使ってみてもいいでしょう。

6.カケアガリに仕掛けを置く。糸ふけを取り、待つ。
投げた後は底まで沈ませ、糸ふけをとります。そしてカケアガリに仕掛けを置いて、待ちます。
カケアガリ。これは海底の地形の変化のことを表します。このような場所には魚がたまりやすいため、カケアガリに仕掛けを置くことも重要になります。これは竿をゆっくり引き、急に重くなったことで分かります。
カケアガリに仕掛けを置いたら、そのまま竿立てに竿を立てて、糸ふけを取り、待ちます。ここで糸がふけていると、アタリが分かりにくいため、糸ふけを取ることは非常に重要といえます。

7.待つ。アタリが無かったら仕掛けを動かして誘う
これが終わったらあとは待つのみ。これは正解でもなく、間違いでもありませんが、ずっと待つことはあまり良くないと言えます。カレイは結構長い間待つ釣りですが、反応がなければ仕掛けを動かして、誘いを入れることも重要です。誘いを入れることでアピール度も高まりますし、カレイにスイッチを入れて、エサを食べてもらうこともできます。そのため誘いをかけることも忘れないようにしてください。

これで一通り釣り方を紹介したことになります。アタリがあるまでこれを繰り返しましょう。

ではアタリがあったらどうするのか。今から詳しく紹介します。

アタリがあったら

8.アタリには敏感に
アタリがあっても本アタリまで待つ。アタリは分かりにくかったり、はっきりとしていたり、さまざまなので、竿の動きに敏感になる必要があります。そしてもしアタリがあったら、本アタリまで待つこと。クンクンと、小さなアタリだけではあわせを入れてはいけません。はっきりとした本アタリ(大きなアタリ)があったあとにあわせを入れます。特にカレイの場合、しっかりと針を飲み込ませることが重要になります。ただ、飲み込ませすぎても針を飲まれるかもしれないので、ここはやはり慣れでしょう。あと、さらに厄介なのは居食いです。カレイが居食い、つまりエサをその場で食べている場合は竿にアタリが出ません。こういうこともあるのでたまに竿をもって聞いてみる(魚が付いているか確かめる)こともおすすめします。さらに、魚が針に掛かり、竿側に向かっている場合はアタリが分かりにくいこともあります。なので、アタリには敏感になっておく必要がありますね。

9.ごり巻きでファイト、サーフなら波打ち際でバラさないように。
カレイが掛かればある程度の重みを感じるでしょう。掛かったらごり巻きで巻きます。早く巻きすぎもよくないですが、早めに巻くという感じでしょうか、早すぎない程度でなるべく早く巻くようにしましょう。特にサーフなら早く巻かないと、波打ち際でバラしてしまうことが多いので、早く巻くことを意識しましょう。

基本こんな感じでしょうか。これらの知識さえあれば一通り正しいカレイ釣りをすることはできますが、状況によってはコツを覚えておいたほうがいい時もありますし、釣るのが難しいカレイなら特に、コツを知っておいたほうがいいと思います。

コツ

カレイ釣りには釣果アップが期待できるコツ等がたくさんあります。それも、カレイは比較的釣るのが難しい上、意外な釣り方があったりするからです。さらにちょっとした工夫で爆釣することもあるので、今からそういったコツなどを紹介します。

1.潮の動きを意識する
潮の動きで時合いを見極めることができるといいます。釣り場によって変わることが多いですが、一般的には干潮、満潮時からの潮の動き始めや止まる前か、釣り場によっては潮止まり時も時合いになります。何らかの変化が見られたときがチャンスといってもいいでしょう。さらに、その釣り場独自の時合いを知っておくことも重要になります。竿先と共に、常に潮見表も見ておきたいですね。

2.手前に投げてみる。
カレイは思っているよりも手前にいることもあります。沖にしかカレイはいない!!遠くに投げれば投げるほどカレイが釣れる確率が高くなる!!カレイは遠投が命の釣りだ!!という考えは捨てて、手前、もしくは足元に投入てみることもいいでしょう。
特に手前が砂地の場合、そして、近くにサビキ釣りをしている人がたくさんいる場合はカレイが足元にいる確率が結構高いので、手前に投げることも重要といえるでしょう。ただ、手前にテトラが入っていたり、海藻が生えていて、遠くに投げないと砂地が無い場合は、話が別と言えます。

3.仕掛けにカゴやネットなどを取り付る(コマセ餌を使う)
カレイを本格的に狙うならコマセ餌を使用したほうが絶対にいいでしょう。先ほども言ったようにカレイ釣りでは基本仕掛けを動かさないので、魚にアピールさせる方法が限られます。まず仕掛けそしてエサを派手にすること。ただ、やはりコマセ餌にはかなわないでしょう。コマセ餌の役目は魚をおびき寄せること。カレイの仕掛けにカゴやネットを取り付けて、コマセでカレイをおびき寄せるとさらに釣果アップが期待できます。コマセと言っても専用のものが一番いいでしょう。カレイを真剣に狙うならコマセ餌は必須です。あと、コマセを使用する場合はずっと同じところに投げることもポイント。毎回そこに投げているとコマセが底にたまり、魚が集まってくるからです。

4.魚食性が高いカレイの場合はベイトとなる魚がいるエリアで釣ること
マツカワガレイ、ヌマガレイなどと魚食性の高いカレイの場合はベイトとなる小魚がいるところで釣ることもポイントでしょう。特にサーフで釣るのであれば、魚が打ち上げられているところを探ることがコツでしょう。さらに、魚食性がさほど高くないカレイでも小魚が集まっているところに集まっている可能性もあるので、探ってみても損はないですね。

5.マズメ時を意識する
釣りはマズメ時が時合いだといいます。カレイ釣りもまさにそうです。潮の動きでも時合いを見極めることができますが、マズメ時にも時合いが訪れます。ちなみにマズメ時は日の出もしくは日没寸前の時間帯を表します。

6.釣れた外道から情報を得る
カレイ釣りをしていると外道も釣れます。その中で最も厄介なのがフグですが、意外にカレイ釣りの場合は外道、つまりその状況で釣れるカレイ以外の魚がカギになることもあります。まず、本当にその釣り場でカレイが釣れるのかということが知りたい場合はやはり外道でも砂や泥底に生息しているような外道が掛かっているはずです。たとえばフグ、キス、ハゼ、チャリコ、チヌなどでしょうか。さらに、魚(外道)の反応が薄くなる時がカレイの時合いとも言われています。とにかく、カレイ以外のエサ取り、外道などといった魚からもカレイの釣果につながる情報が得られるということです。

7.誘いをしないほうが良いときも
カレイ釣りはアタリが長い間、無いと、誘いが有効といいますが、状況によっては誘いが可能では無い場合もあります。例えば仕掛けが置いてある砂地の周りにはたくさんの岩や根があるような状態で、少しでも仕掛けを動かすと根掛かるような状況でしょうか。それ以外にもカレイ釣りの場合は誘いをかけないほうがいい時もあります。経験上、ずっと仕掛けを放置していた仕掛けにカレイが掛かることが多かったうえ、カレイは餌を食べるまでが長く、動かさなくても普通に釣れます。誘いをすることもいいですが、たまには誘いを意識せずにずっと放置してみてもいいのではないでしょうか。

8.エサは頻繁に変える エサは新鮮に
カレイ釣りでは時合いにカレイが実際にいるところに仕掛けを置き、アピールさせることが重要といいますが、時合いにはエサをしっかり新鮮に保つことも重要です。また、エサがまだついているからまだ使えるという思いは捨てて、回収するごとにエサを変えることも重要です。要するに、常に仕掛けに新鮮なエサがついているようにしておく必要があるということです。

9.時合い以外にも気を抜かないこと
カレイはほとんどの場合時合いにしか釣れないといいましたが、時合いではない時間帯でも掛かってしまうことも実際はよくあることです。そのため、時合い以外の時間帯でも気を抜かずに釣り続ける必要があります。これもコツの一つです。

10.仕掛けを工夫すること
カレイ釣りはカレイにエサと仕掛けをアピールさせることが命です。そこで、自作の仕掛けでも、市販の仕掛けを使っていても、仕掛けを工夫する必要があります。カレイは緑色や赤色が認識できるみたいです。そこで、市販の仕掛けなら緑、赤色が多い仕掛けを購入、自作なら緑色や赤色を意識して作るといいでしょう。さらに、根掛かりが少ないところなら、針の数も多めにしてみてもいいでしょう。たとえば、胴付き仕掛けと天秤仕掛けを合体させ、4本針の仕掛けを作るとか。さらに、コマセカゴの近くにも針をつけておき、可能性を少しでも増やすとか。とにかく、いろんな方法で仕掛けを工夫することも重要です。これで釣果が大きく左右されるといってもいいでしょう。

11.竿の数、針の数を減らす、殺気を出さない
これらは釣果に直接つながるものではありませんが、特に竿の数や針の数を減らすことは重要だと思います。それも、集中力を時合いまでに保たせるため、疲れを防ぐためです。さらに、竿や針が多すぎるとその分、仕掛けを水中に入れる、つまり実際に釣りができる時間は減ってしまうからです。複数人での釣り、早く作業ができるうえ疲れないのならまだしも、逆に竿の数や針の数が多すぎて忙しさのあまり、チャンスを逃してしまうことも多いです。次に、殺気を消すこと。経験上、実際にカレイが釣れたのも車で待機していた時、ぼーっとしていた時で、殺気を出している間、一回もアタリはありませんでした。なので、殺気を消すことも重要なのだと思います。単純に殺気を出していないときのほうが無駄に竿を触る機会が減ったり、時間が早く動いているように感じるからだと思いますが、殺気を出さないほうが自分も疲れないので、疲れないためにも殺気を消すことは重要だといえます。

3.カレイ釣りのタックル

カレイ釣りといえば主に投げ釣りになります。そのため今から投げ釣りにふさわしいタックルを紹介したいと思います。

ロッド 

カレイは投げ釣りで釣る魚なので、できれば専用の竿が欲しいです。それも、カレイ釣りでは重たいおもりと仕掛けを遠くに投げる必要があるからです。ただ、釣り場、状況が限られてしまうものの、港湾など重たいおもりが必要ない場面では、普通のルアーロッドも代用できます。実際のところカレイ釣りの場合は30号ほどの重いおもりを投げる必要があるため、やはり専用のものが一番でしょう。飛距離、耐久性と共に考えると、専用の投げ竿が好ましいですね。投げ竿と言っても重たいおもりも遠くに投げれる、30号ほどの強めのモデルがおすすめです。
特におすすめできる投げ竿はこちら。これならコスパ的にも高すぎではないうえ、しっかり使い物になるのでおすすめできますよ。


リール

カレイならやはりしっかりした投げ釣りで挑みたいので、専用のリール、もしくは大型スピニングリールが好ましいです。番手は5000番から8000番、専用のものなら5000番から6000番ほどでしょうか。飛距離が出る専用のものがおすすめです。別に高価なものはいりませんが、耐久性があるものは必要になります。
その中でもおすすめできるのはこのリールです。1万円以下の割には耐久性も遠投力もしっかりしているので、結構おすすめできます。


ライン

ラインはPE、ナイロン、フロロカーボンどちらでもいいですが、飛距離、そして感度重視ならPE価格、伸び、擦れの強さ、風の影響の受けにくさならナイロンフロロカーボンならナイロンよりも感度が良く、伸びず、価格がさらに高いような感じです。ただ、どの糸にもデメリットがあり、ナイロンなら、価格が安いうえ、風の影響も受けにくく、擦れにも強いですし、伸びて魚に違和感を与えませんが、そうはいってもナイロンは飛距離が出ないうえ、劣化が早いため、ある意味飛距離が出て、感度が強いPEラインのほうがいいかもしれません。ただ、PEだと擦れには弱く、風の影響を受けやすいです。なら、その間を取る存在といってもいいフロロカーボンのほうがいいでしょうか。たしかにどの糸でもいいですが、状況に合わせて選んだほうがいいでしょう。ただ、その中でも一番おすすめできるのはフロロカーボンかもしれません。
号数のほうはPEなら1から3号、ナイロン、フロロカーボンなら4から6号でしょうか。

ナイロンラインかフロロカーボンラインどちらにするかを迷っている場合は両方の性能が混ざった下記のカーボンナイロンラインを使ってみてはいかがでしょうか。


仕掛け

仕掛けは市販のものが一番でしょう。特にカレイの場合だと数えきれないほどの市販の仕掛けが売ってあるのでまずは市販のものから始めることをおすすめします。もちろん、経験者の方でも市販の仕掛けがおすすめできます。ただ、工夫をしたほうが釣れることもあるうえ、市販の仕掛けの中に自分が求めているものがない場合は、自作の仕掛けもおすすめできます。

市販の仕掛けなら開けてすぐ使えます。準備も簡単になるので、おすすめできます。

ただ、市販の仕掛けには種類があります。遊動タイプ、天秤用、胴突きタイプなどとたくさんあります。状況や使うおもりに応じて選びましょう。その中でも一番おすすめできるのはおもりごと仕掛けが動かず、魚に違和感を与えない、遊動タイプです。

さらにおすすめできるのはこういう仕掛け。針には目立つような工夫がされているうえ、針は上下二つについており、どの層に魚がいてもかかるようになっています。僕の経験上、カレイは天秤仕掛けや胴突き仕掛けよりも、こういう仕掛けや、遊動仕掛けが釣れるような気がします。

おすすめできるカレイの市販仕掛けは下記から。


おもり

おもりなら20号から30号状況に応じて選びます。潮の流れが速い場所では重いおもりを使い、港内など潮の流れがほぼない場所なら軽いものを選びます。仕掛けを同じところに常に置いて、流されないようにする必要がありますからね。ただ、おもりにも種類があります。ジェット天秤、三角おもり、ナスおもり、フロートおもり、L型天秤、スパイクおもり、ネイルシンカーや棒おもりなどがありますが、これらのおもりは使う仕掛けによって変わるうえ、状況に応じて選びます。
その中でもおすすめなのは、ジェット天秤、L型天秤、ナス型おもりや三角おもりなどでしょうか。
天秤専用の仕掛けなら、ジェット天秤やL型天秤、遊動仕掛けや胴突き仕掛けならナス型おもりや三角おもりでしょう。
三角おもりなら先がとがっているため、しっかり仕掛けを置くことができます。

左からナス型おもり、三角おもり、L型天秤そして、ジェット天秤です。

自作の仕掛けならその仕掛けに一番適しているおもりを選びましょう。

おすすめできるおもりは下記から。


エサ

エサはアオイソメ、マムシ、ユムシ、コウジ、コガネ、イカの切り身、アサリや魚の切り身でしょう。虫エサが基本ですが、虫を触るのが苦手な方でも、人工イソメも売っているので、それを使ってもいいでしょう。逆にエサ持ちもよく、投げ切れすることもなく、反応も良くなるかもしれないのでおすすめですよ。
ちなみに意外にエサがすぐ無くなりやすいのでエサの量は多めにもっていくといいですよ。種類も豊富にすることがポイントです。
さらに、コツとしては針にエサをたくさんつけること。カレイは先ほども言ったように目立たせて寄せて食わせる釣りですので、エサをたくさんつけるだけではなく、いろんな種類のエサを混ぜてつけることもおすすめです。
コマセエサを使う場合もアミエビ、専用コマセなどを混ぜてみるといいかもしれません。

下記の商品は人工イソメ、保存期間も長いうえ、手もさほど汚れず、切れにくく、虫が苦手な方におすすめ。


あったら便利なもの

カレイ釣りで、竿、リール、糸、仕掛け、おもりそして、エサ以外に必要なものといえば、竿立て等でしょうか。サーフならサーフ専用のものでもいいですが、おすすめするのは三脚竿立てです。他にも、水汲みバケツ、クーラーボックス、椅子、鈴、ハサミ、たも網やフィッシュグリップなどでしょう。この中のものは基本どの釣りにも必要になるものですが、三脚や鈴は投げ釣りならではのものと言ってもいいです。


4.カレイの食べ方

カレイといっても色々な個体がいるので、種類によって料理法が少し異なりますが、カレイを代表する料理5選を紹介していきたいと思います。カレイは料理してもおいしく、高級魚としても知られているので、美味しい料理を作りたいですね。ということで早速紹介しますよ~!!

1.カレイの煮付け

煮付けはカレイを代表すべき料理と言ってもいいでしょう。作り方は案外簡単なうえ、子持ちの個体なら卵も美味しく味わえるので、最もおすすめできる料理といってもいいでしょう。カレイならどの個体でも合う料理なうえ、臭みが多少ある個体でも臭みを打ち消すことができるのでまさに最強な料理です。

作り方
1.
まずはタレを作ります。水、醬油、みりん、料理酒、そして、砂糖を混ぜて作ります。
2.下処理を終えたカレイに切れ込みを入れ、その切れ込みに生姜をさして、さらに味が染み込むようにします。
3.魚がひたひたに浸かるほどの量のタレを入れます。
4.生姜とネギやゴボウ等などの野菜も味付け代わりに入れます。
5.魚に火が通ったら、火を止めて、鍋のふたを閉めたまま、10分ほど味を染みつけます。
6.そして、お皿に寄せて、タレもかけたら完成。

2.カレイの唐揚げ

小さめのカレイなら唐揚げではないでしょうか。カリカリ、ジュワッ とした食感はたまらなく、骨までサクッと食べれる最高な料理です。大量に釣ってきたときにおすすめな料理で、酒のつまみにもピッタリなうえ、子供も喜ぶ味です。特にコツもなく、簡単に作れるので、時間がない時、料理が苦手な方にもおすすめ。

作り方
1.
まず下処理が終わったカレイに切り込みを入れます。大きいカレイなら5枚おろしにしてから揚げたほうが良いです。
2.カレイに塩とコショウを振りかけてラップをかけ、冷蔵庫に数十分ほど置きます。
3.カレイに小麦粉、片栗粉、唐揚げ粉をつけます。
4.油を2~4cmほど敷き、魚に火が通るまで揚げます。そして完成。


3.カレイの塩焼き

カレイの種類によっては塩焼きでは美味しくないのもありますが、淡泊な味を楽しめることができる料理でもあります。作り方はいたってシンプルなうえ、手軽に楽しめる料理で、料理が苦手な方でも簡単に作ることができる最強な料理でもあります。

作り方
1.下処理をしたカレイに塩を振りかけます。
2.塩を振りかけて何十分か冷蔵庫に置いておくと良い。(しなくてもよい)
3.グリルで焼きます。魚に火が通ったら出来上がりです。

4.カレイの干物

カレイといえば干物。そう考える人も少なくはないのでしょうか。おいしいカレイなら、干物が一番でしょう。大量に釣ってきて場合は特に干物にすることがおすすめ。さらに、干物にすると、長持ちまでするので、悪いことなし。味ももちろん美味しく、塩水につけて干せば焼くだけなので料理が苦手な方でも安心。

作り方
1.
海水と同じくらいの塩分濃度の水を用意します。(なめてみた感覚でわかるはず)塩水は干物にするカレイの全体がつかる程度の量。
2.用意した塩水にみりん、料理酒、醬油を入れてみることもおすすめする。
3.容器に入れた塩水に干物にするカレイを2、3時間ほど漬けます。
4.漬け終わったら真水で洗い、水分を拭きます。
5.そして干します。専用のネット、冷蔵庫どこでも良いです。ただ、風通しが良いところで干すこと。
6.一日、24時間ほど干します。
7.後は焼いて、火が通ったら完成。

5.カレイの刺身

カレイは刺身でも美味しいです。特に、焼くとまずいと言われているヌマガレイでも刺身ならおいしいですし、刺身でもおいしく食べることができます。寄生虫などを注意さえすれば簡単に豪華なカレイの刺身を食べることができます。下処理さえうまくできれば、あとは簡単に作れてしまいます。

作り方
1.まずはカレイを5枚におろします。
2.5枚におろしたカレイの皮と、あれば小骨も取り除きます。
3.あとは薄く切ったら完成。
4.寄生虫が心配なら、冷凍してもよい。(ー20度で24時間以上)それ以下の気温なら3日間以上冷凍する。

6.カレイのムニエル

カレイ料理の中でも代表的な料理の一つです。カレイの洋風料理の代表的な存在といってもいいでしょう。基本度の種類のカレイでもムニエルには合うと思います。作り方には多少コツはいりますが、味は裏切りません。

作り方
1.カレイを下処理します。大きい場合は5枚におろします。
2.コショウ、塩等の調味料をカレイに振りかけ、数十分ほどラップをかけて冷蔵庫に置きます。
3.小麦粉をカレイにまぶします。
4.フライパンにオリーブオイル、サラダ油とバターを敷きます。
5.カレイを(4.)の状態のフライパンで火が通るまで揚げると、完成。


5.まとめ

カレイ釣りは非常に魅力的な釣りです。難易度は高いものの、釣れた時の喜びはその分高まりますし、釣るためには工夫が必要な釣りで、釣るまでの苦労を成功に持っていくまさに人生のような釣りでもあります。
さらに、カレイ釣りを魅力してくれるのは難易度以外にも、その独特な引きとアタリがあります。そして、高級魚であるカレイは釣れてからの料理も楽しみの一つです。
投げ釣りの代表的な存在でもあるカレイですが、みなさんも今度釣りに行くときはぜひカレイを狙ってみてはいかがでしょうか?新たな発見ができるかもしれませんよ!!

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ということで

ではまた~!!

次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!(^^)




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