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君の膵臓を食べたい

1.2回目の視聴

皆さんは、「君の膵臓を食べたい」という作品をみたことありますか。
私は、昨日アマプラで見ました。実はこの作品は数年前にも見ていたのですが、その時は話題になっていたから見たとうことでストーリーはほとんど覚えていませんでした。そこで今回改めて見直してみましたが沢山の気付きと学びがありました。今回は、「君の膵臓が食べたい」について考察してみたいと思います。

2.命の大切だ

多少ネタバレがあるので、みていない人はご注意ください。この作品は、「命」がテーマとなっています。ヒロインは不治の病で、周りには誰も話していないそれを主人公が偶然知ってしまうという話です。しかし、思わぬ結末を迎えます。この作品から強く受け取ったメッセージとして「1日1日を大切にしろ」だと感じました。当たり前に毎日が続くとは限らないということ、だから「今日と1日を人生最後の日と思って行きろ」というメッセージを感じます。今回はそこではなく主人公やヒロインの心情について考察して行きたいと思います。

3.生きやすさ生き辛さ

ヒロインは、自分が不治の病であることを周りに打ち明けられずにいます。なぜなら、それを伝えてしまったら世界が変わってしまうと思っているから。今まで、元気で明るいキャラで無くなってしまうと思っているから。だからこそ主人公の存在に惹きつけられます。自分のことを知ってくれても何も変わらなかった、それは実は彼女が考える世界観なのかもしません。私は、孤独で友達がいなく常に本読んでいる主人公よりも明るく振る舞っているヒロインの方が生きづらさを感じました。

4.周りに話さないから噂される

ヒロインのセリフです。変な噂をされている主人公に対して「君が周りに話さないからだよ」と言われてしまいます。隠せば隠すほど、伝えなかれば伝えないほど人との距離が離れていってしまいます。これはヒロインの子にも言えることではないでしょうか。そして、私自身にも言えることだと思います。ありのままに話すことそしてそれを否定する人もいるが受け入れてくれる人もいるということ、そうやって自分を周りに出すことが自己肯定への一歩なのだと思いました。

5.あとがき

数年前見た時は、ただただヒロインが可愛く、ストーリーが切なく感じましたが、今回はキャラクターに自分を重ねてみていました。
今自分が向き合っている課題が、「自己開示をすること」「人を信頼するということ」です。 そういう視点で見ると作品全体が全然違って見えてきます。
興味を持ってくれた人は実際にみて欲しいです。

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