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国語の読解力

1.読解力がない人へ

今日は、小中学生で国語が苦手な人やその保護者の方、また本を読む習慣がなくて大人になってしまった方にぜひ読んでいただきたいです。
国語は、小学校から必須科目として勉強されていると思います。自分は、理解科目の講師をしておりますが、保護者の方から国語について相談されることがあります。特に男の子が多いです。
「国語の点数がよくない」「読解力をつけたい」「本は読ませるべきなのか」といったことがかなり聞かれます。
今日は、「読解力」についてお伝えします。

2.まず必要なのは知識

そもそも「読解力が低い」には大きく2つの原因があると考えています。
1つは、知識が足りない。実はこれで結構解決します。
そもそも語彙力がないので、文章を読んでいても意味がわかない、またはわかるけど知らない言葉が多くて疲れてしまう。
例えば知らない人たちがいるパーティにいるようなイメージですね。どんなに料理が美味しくても、素敵なイベントであっても楽しむ余裕がないですよね。だからまず知識を優先してつけるようにすることが大切です。
漢字や熟語をたくさん知っているだけでとても読みやすくなります。

3.文章だけできない

しかし、中には漢字や文法は満点で、読解問題だけできない人もいます。これは、知識をつけても解決しません。
例えば、筆者の考えていること登場人物の気持ちが理解できない。
これは、少し時間がかかります。原因は、コミュニケーションの数に原因があると思います。国語の点数は、ある意味総合力です。毎日国語を使っています。例えば人と話すときは、人の話をする「理解力」、そこから考える「思考力」そして、自分の考えを伝える「表現力」これをまとめて国語の読解力だと考えます。だから、コミュニケーションをとるが2つ目の読解力をつける方法です。

4.意識すること、または意識させてあげること

しかし、数だけこなしても効果が薄いです。常に、「なぜ」を意識することが大切です。答えが出なくても「なぜ」と考えることが大切なのです。例えばなぜそんなことをこの人が言ったんだろう。なぜこの人はこういう行動をするのだろう。必ず理由があります。もしかしたら答えはわからないかもしれません。時には人に聞くのもいいです。常に1つ1つを深堀りして考える癖をつけましょう。

5.まとめ

自分は、言葉や行動の深堀をやってきませんでした。
そうすると、「人の気持ちがわからない人」になります。
気がつかないうちに人を傷つけたり、人のありがたさに気がつけなくなります。その結果、人はどんどん離れていきます。
国語力は、一生使う大切な力だと思います。身につけるためには、日々の習慣から。一緒に頑張っていきましょう。

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