見出し画像

ゴールデンカムイで考える教育

アニメで考える社会問題。
本日はゴールデンカムイから教育について考えていきましょう。

まぁ、ゴールデンカムイが直接的に今回の議題に引っかかってくるわけではありませんがね….
私がアニメを見てふと思ったことを気ままに書いているのでお許しください。

ゴールデンカムイはザックリ説明すると、明治後期の北海道での壮大な宝探しのお話です。

面白いのは、「アイヌ人」が作品内で大きく関わっていることです。
主人公の「杉本佐一」と行動を共にしている「アシㇼパ」はアイヌの少女であり、物語のカギを握る人物でもございます。
また、作中ではアシㇼパがアイヌの文化について解説してくれたりします。
例えば「チタタプ(獣肉や魚のたたき)」は作中で何度も描かれています。
他にも服装や言語なども、アイヌ学者が称賛するほどの内容になっています。

こんなに美しい描かれ方を見させられたらアイヌ文化に興味を持つなと言われても無茶な相談ですね。

ゴールデンカムイに限った話ではありませんが、アニメというのはここまで面白く、何かに興味を持たされるものなんですね。

「この感覚….何かに活用できないか?」

さて、早速ですが本題です。

アニメを活用した教育

まずは、日本の教育カリキュラムについてみていきましょう。
ご存じの通り、日本は小・中学の9年からなる「義務教育」と高校・大学の7年からなる「高等教育」があります。
「義務教育」の在り方として「①基礎的な知識と技能の醸成」、「②市民・国民としての教育」、「③未来の労働力を育成し、社会を発展し安定させる」の3点を達成させるためにあります。
また、「高等教育」は「①専門知識とスキルの獲得」と「②個人の成長と自己実現」のためにあります。
ただ、現代の感覚ではどうでしょうか?
小学校は確かに基礎教育の醸成のためにあるかとは思いますが、中学校からは良い高校・大学に入るために学んでいるようでなりません。
勿論、全学生がそうだというつもりは毛頭なく、あくまで私の創造であるのは確かなのですが….
良い大学に行った、若しくは大学卒業というステータス獲得のための教育になりかけているのではないかと感じてなりません。

そのための教育を受け、受けさせるのは果たして意義があることなのでしょうか?
教育、特に高等教育は自己の発見にはとても重要な位置づけです。
それがお受験をするためだけの使い捨ての学びになるのはとても勿体ないです。
実際、私も高校で覚えた知識の大半は覚えてないです….(恥ずかしい)

では、そうならないためには?
私はここで、アニメが使えるのでは?と考えました。

記憶を効率よく定着させる方法にはいくつか種類がありますが、その一つに「図やイラストで覚える」というのがあります
アニメはそれの最も良いツールではないでしょうか?

例えば「チタタプについて覚えたい」と思ったときに

①アイヌ語でで「我々で細かく叩いたもの」という意味。
②獣肉や魚のたたき。

と、文面で覚えるように

ゴールデンカムイ 2期22話

で、覚えたほうがわかりやすくありませんか?
アニメはゴールデンカムイのように、教育として活用できるものが多くあります。
例えば「はたらく細胞」なら生物学や保健体育、「Dr.STONE」は物理や化学を学ぶことができます。

「アニメなんて見てないで勉強しなさい!」

なんて言うのはもう古いですよ奥さん!
今の時代は

「本ばっかり読まないでアニメを見なさい!」

ですよ!

より多くのことをアニメから学び、定着させる。
そして、自己実現のキッカケにしてみてはいかがでしょうか?

アニメは万能のツールになりえます。
全国の奥様方、ご理解ください….
お子さんはただアニメを見ているわけではなく、勉強しているんです!

今回はここまでです。
次回もよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?