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住民から遠ざかる議会って言われないように

11月18日に開催した「おしゃべり会」は8名の方にご参加いただき、和やかに賑やかにおしゃべりして、すごく実のある時間になりました。
ご参加いただいた方、ありがとうございました。
体調不良などで当日欠席となった方、日程の都合でご参加いただけなかった方、また企画しますのでその時を楽しみにお待ちください。

会の最初は自己紹介から始めました。2〜3分でどうぞとお願いしたのですが、みなさん話したいこと聞いてほしいことがたくさんあるんですね。
間に飯塚が話を挟んだこともあって、8人全員の話が終わったのはなんと1時間50分後でした。
東川町に越してきた経緯や東川町の魅力、東川町の課題など、各人がお話しされたそのどれもが刺激的で、ひとりづつ深掘りしたいと思うのでした。
個人情報がたんまり含まれるのでここで披露できないですが、住民にこんなに愛されてる東川町。素晴らしいです。
いろんなポテンシャルを感じました。


さて、11月22日の北海道新聞の1面に「住民から遠ざかる議会」という見出しの記事が掲載されました。ご覧になられたでしょうか?
3面には「開かれた議会 濃淡」という見出しもデカデカと。
意見交換会や議会モニター制度などの実施で住民に対して開かれた議会にして行こうという「議会改革」の動きは全国的なものです。
道内では登別市や芽室町、栗山町、福島町、浦幌町がその先駆的な活動が評価されている議会です。
が、東川町議会も含めてまだまだ旧態依然の議会が多いのが実情です。
東川町議会では2021年に「東川町議会基本条例」を制定し、開かれた議会を目指すとしたところですが、制定することが目標になってしまった感があります。

2020年の1年間に全国の町村議会に提出された予算や条例などの議案のうち、否決されたのはわずか0.4%にとどまる。
議案提出者は9割は首長で、住民の目には議会は首長の「追認機関」とも映っている。
首長と対立すれば行政に停滞を招く抵抗勢力とみなされ。共同歩調を進めれば何をしているか住民に理解されないー。議会はどちらに傾いても、不信感を持たれかねないのが現状だ。

引用:北海道新聞2022年11月22日朝刊より

東川町議会では僕が在籍しているこの3年8ヶ月で議案が否決になったのは0件。反対者があったのは2件。うち1件は選挙の公費負担に反対した飯塚です。

議会って何するところなの? なんだか難しそうだな。何やってるかわからんわ。自分には関係ない。4年に一度の選挙の時だけだよね、目立つのは。
なんてふつうの住民からは良いイメージを持たれないのが議会の常ですね、残念ながら。しかもマスコミにいつも厳しく書かれるという。
こうやって僕のnoteを見にきてくれるごくごく少数派の方には、ありがとうございます!!と声を大にして言いたいです。
議会にとは言いませんが、町政にはぜひ関心を寄せてほしいと願っています。

それから、2人の方が新たに次回2月末の選挙に立候補するという話も出てきています。これは実に嬉しいできごと。
住民を代表する者の自覚をしっかり持ち、住民に対して情報を提供したり、積極的にコミュニケーションを取るなど開かれた議会づくりを進めていきたいと思ってます。それを一緒にやっていけそうな二人です。
「住民から遠ざかる議会」なんて決して言われないように。