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「上書き保存の恋」こそ正しい

女は上書き保存。男はフォルダ保存

男女の恋愛観の違いとしてよく使われる言葉。とてもいい得ていると思う。

特に女性の上書き保存について。常に前向きな女性らしいと思う。

でも男性は言うんだよ。

「女は恋愛に対しての容量が少ないんだ」って。

まるで負け犬の遠吠えのよう。そんなんだから君はフラれるんだよって言ってあげたい。女性の「上書き保存」の意味は全く違うのにね。

デリートキーは使わない

私を含め、周囲の友人全てに言えること。それは過去の恋愛を白紙に戻したことなど一度もないということ。

もちろん辛い思い出ほど見て見ぬふりはするけれど、その傷の上に新しい恋愛で蓋をしているわけじゃない。

初恋も、初めて付き合った恋も、3番目の恋もこれから始まる新しい恋も全て、継ぎ足し書き足しの上書き保存なんだ。


だからあの人との楽しかったことも、辛かったことも、いつだって読み返せる。男性の言う、容量云々の上書き保存とはわけが違うのだ。

キレイな思い出になんてしてあげない

別れた恋人のことを悪く言うのは女性が多いという。

男性はキレイな思い出にしようとするから、美化されるのだと。だから名前をつけて別保存なのだろう。

でも元カレの悪口だって、私から言わせると何が悪いのだろうと思う。ウジウジせず、前を向いている証拠ではないだろうか。

むしろ付き合っていた頃が幸せであればあるほど、別れる時の苦しみ悩んだ気持ちのギャップが吐き出されているにすぎない。

一生懸命別れた事実を受け止めて、整理しようとしているだけなんだ。


逆にその気持ちのギャップもなく、別れた女性は悪口すら言わないよ。

だって辛くないもの。しっかりと自己完結してしまえるの。


だから悪口を言われる元カレは、喜ぶべきだと思う。そして後悔するといい。君はそこまで愛してくれていた人を手放したんだ。

失恋して女は輝く

いつだって過去の恋愛を読み返せる上にその苦しみも鮮明に蘇る諸刃の剣、上書き保存。

しかし、だからこそ得られる過去の失敗からの教訓。
この時何であんなことを言ってしまったんだろう、この時にこうしたから傷つけてしまった…なんてタブーには、しっかりとマーカーでラインが引いてある。

むしろその時とるべきだった言動が、赤ペンで走り書きしてあったりする女性の恋愛データ。

常に同じ1つのデータとして保存しているからこそ、蓄積できる学び。あの時の人とは違う人。

でも傷つけないように、ケンカにならないようにと並列して対応することができる。せっかくまた心から愛せる人と巡り会えたなら、めいいっぱい愛されたい。だからこそ、せめて同じ轍だけは踏まないようにって学習してる。

こんな風に、上書き保存の恋は過去としっかり向きあえている証拠でもあるんだ。

別フォルダは完全消去

逆に、もし女性が上書き保存ではなくフォルダ保存をした場合。

復縁、もしくはカラダだけの関係になってしまう可能性が高くなってしまう。これは復縁を迫るのが男だろうと女だろうと関係なく。女性のほうが、どうしても情に厚いから。

でも持論から言わせてもらえば、一度別れたのならば人生上の縁も切れたと考えた方がいい。付き合っていた頃に、何かが「もう無理!」と判断したから別れたのでしょう。

その問題点は、どんなに時間が経過しても9割型解消されていないことが多い。


実際私も1人と、3度付き合ったが結果ダメだった。

別フォルダは美化されてしまうことを身を持って知った。だからデータは同期させて、フォルダは完全削除した。


新しい恋をして、過去の恋を過去にする。

参考資料としてスクロールしないと見えなくしてしまうこと。情に厚く、母性豊かな女性ほど上書き保存の恋をするべきなのだ。


失敗を活かす強さを、覚悟を持って、幸せを掴む。女性は強い。