怖いもの=理解できないもの

母国語ではない言語で、いろいろ書かれていても読まない人

わかる。

ただ、英語なら、google翻訳とかすればだいたい意味はわかる。
他の言語でも、言語自動判定で翻訳してくれる。


UIの問題

最近のプログラムだと、何かとあたらしい方を使って欲しいのか、
ベータ版とかがデフォルトのボタンになっていることがある。

デフォルトのボタン=開発者のおすすめ

これは、青い枠の「デフォルトボタン」がおすすめだから、
そのまま従っていればよいと、すべてをエンターキー連打でインストールして、
気が付くと、よくわらからないものまでインストールしていたり
みたいなことがおこる。

何も読んでいない人は、条件反射的に、青い枠を押せばよいと、
開発者のおすすめがこれだから、これを押せばよいとしてしまう。

もちろん、
ベータ版に自信がある=そんなに問題ない or やりなおせる
からそうしているのだとは思う。

開発者は、 このアプリは、 初心者向けではない ある程度理解した人が使うだろう という想定で 「おすすめ」ボタンを出している場合がある。

母国語でない場合のアプリには注意が必要。
本当にその意味を理解して押してもらっているかが怪しい。

(母国語=理解している言語、  専門用語だらけとかも注意)

「何が起こるか理解していますね?」

エラーメッセージや、警告などでたまにでてくるけど、
このとき 英字や技術用語、専門用語が多いと、内容を読まれない場合がある。

専門的なツールであれば、  ある程度の共通言語を理解している前提でデザインされていることが多い。

専門ツールは、いかに少ない手数で目的のことが達成できるかが、使い勝手につながる。
ので、ちょっと不親切な場合がある。

そもそも「デフォルトボタン」て何?

Windowsだと、ダイアログで、Escキーを押すことで、キャンセル(中断)的な意味合いがあり、
Enterキーで、続行や受け入れる といった意味がある。

せっかくダイアログでいろいだしていても、言語が違うと内容が理解できない。


理解できないもの=怖いもの

になる。

コンピューターや、難しいルールとか、どれを選べばわからない人にとって、この「デフォルトボタン」はすごくありがたい。

どれを選べばわからない人でも、とりあえず、「おすすめ」で体験して先に進めることができる。


学習していくこと 体当たりで

未知のものを相手にする場合、 この「おすすめ」が適切でない場合もある。
というか、「おすすめ」を疑うこともある。

ダイアログの内容をよく読み、理解することで、自分にあった「おすすめ」を選ぶ必要がある。


初めての人にやさしい or 厳しい

知らない人が、何から始めてよいか。

世の中のもので、枯れた技術でできているものであれば、「おすすめ」が機能している。

「チュートリアル」も機能している。

スーパーマリオブラザーズで、Bボタンを押してダッシュして、最初の敵に体当たりしたとき、 このゲームが面白いと感じるか、 厳しいと感じるか。
「?」ブロックを叩いて 気持ち良い音がして点数が入るのを 楽しめるか。
ゴールにたどりついて、達成感が得られるか。

短い時間で、何度か失敗しつつも、先へすすめば、より楽しいものや新しいものが見えてくる。 そういうものは、「やさしい」

なんどもチャレンジしても絶望しか感じない難易度だと、「厳しい」

絵や色、音で示すと理解してくれる

言語がわからなくても、 音や 短い時間でのやりなおしの繰り返しがあれば、 意外と理解できるものもある。

「デフォルト」のまますすめられる場合は、そのままとりあえず進めてみればよい。

体当たりして、すぐに結果がでなくても、 その先に何かご褒美があることを知っていれば、 それに向けて何度も チャレンジすることができるかもしれない。

ただ、注意すべきは、「知らない言語、知らない用語」がでたら、必ず調べる癖をつけることかもしれない。 
調べ方がわからないときは、詳しい人に聞くのがよいかもしれない。

あと、共通言語 としての 最低限の知識を 何かしら(本や知っている人との会話とか) で獲得できるかどうかがカギかもしれない。

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