イベント開催の判断は難しい

Twitterを見ていると名古屋で行われる世界コスプレサミット2020の準備を進めているとのツイートがあった。
開催は8月1日と2日だそうな。
で、そのリプライを見ると賛否両論。
それについて考えてみる。

論点の基本になるのが新型コロナウイルスの状況がどうなるかになると思う。
当然だが、これを書いている時点でこの後どうなるかは分からない。
よって8月のこのイベントを開催すべきだったか中止すべきだったかの正解がわかるのはもっと先である。
答えがわかった後でここから書く話を読んでも滑稽なこと以外の何者でもないと思う。

大まかに分けて、イベントまでにこの新型コロナウイルスの影響が終わっていると予想するか続いていると予想するかで意見が変わる。
続いていると予想するなら、開催を判断するのは愚策である。
そりゃ集まるのを避けてなんて言っている状態でコスプレサミットなんて人の集まるイベントなんてできたものじゃない。
しかし終わっているならすぐイベントができるか。
答えはNOだ。
規模の大きいイベントなら準備期間が要る。
新型コロナウイルスの影響がなくなってから準備を始めろという人もいるだろうが、それでは開催まで相当の時間がかかってしまう。
イベント開催ができる状態になったらすぐにでもできるように準備をするというのはそれはそれで正しい考え方だと思う。

イベント企画者は今悩みに悩まされている。
準備しても無駄に終わるんじゃないかとか、イベントができるようななっても中止前提で準備してないのでできないとか。
先がわかるなら開催決定も中止も早くにするに越したことはない。
でも今の状況はとにかくわからない。
わからないから準備する企画者もいれば中止にする企画者もいる。

どちらにしても断腸の思いでの決断になる。
その決断に正解はない。
正解を知っているのは未来の人なんだから。