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山間部のアクセス
ども、立花です。
今回まずは過去のXの自分のポストより。
しかし中国山地の市町村は津山線にしろ芸備線にしろバスにしろ中国自動車道にしろ、無いと本当に行くことすら難しくなるのが問題でな……。
— たちばな氷香 (@tatibanahyouka) September 4, 2023
三江線廃止後の代替バスの状況見てると交通事情に危機感を覚える。 https://t.co/sy7bVNTI0b
自分がこのポストした時間ちょうどその頃に山陽自動車道尼子山トンネルで大規模な車両火災が起きました。
自分がこのポストで中国自動車道を挙げたのはYouTubeで中国自動車道が山陽自動車道に利用客を奪われたかという動画を見たせいというのがあります。
中国自動車道についての説明は当該動画を貼っておきますので省きますが、
尼子山トンネルの復旧に時間がかかることもあり、迂回路として山陽道の補完という役目が今回も回ってきました。
そしてポストに書いた通り中国自動車道は中国山地の市町村に行くのに重要な道でもあるわけです。
実際鉄道面では姫新線では津山から新見にかけてはだいたい2時間に1本くらいの本数ですし、芸備線では新見-東城間で1日5~6本ほど。
秘境駅で有名な備後落合ともなれば新見方面で1日3本、三次方面で1日5本という状態。もう一つ繋がっている木次線も出雲横田までの間で1日3本(観光列車のおろち号除く)、という感じです。
ここまで少ないと地域輸送としても役目が怪しくなる。まあ実際乗客数も少ないわけですが。
三江線廃止後の代替バスにも実際乗ったこともあるのですが、これが複数の会社と路線に分かれていて本数も少ない上に接続していないので乗り通すにも一苦労でした。
思い出に残るのが、このバスの接続に時間があることから食事をとろうと思って入った店。
客が私しかいなかったことから店のおばさんと話をしたのですが、いろいろなお話を聞けて良かったと感じました。
都市に住んでいると実感がなくなるのですが、地方で交通的に不便になった場所でもそこには人が住んで生活しているという事実があります。
ただ交通を初めとして医療などインフラが十分かというと疑問が残るわけです。
山間部ともなればアクセスも限られ、医療機関にかかるにも日常の買い物するにも方法が限られてくる。
高齢化に伴って車必須の生活は今後どこまでできるのだろうか。
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