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不登校の子どもの権利宣言!

8月24日に『登校拒否・不登校を考える夏の全国大会』が早稲田大学で開催されました。

プログラムに「不登校の子どもの権利宣言」10周年企画として、不登校の子どもを取り巻く社会の変化を、インタビューを通じてまとめた映像の上映会がありました。上映会の後には、作成メンバーのミニシンポジウムも。「学校にも行かないで権利を主張するな」と言われるなど当時の苦労話や、「自分の意志で自分らしく学ぶことが子どもの権利だ」と力強く映像に込めた想いを語ってくれました。

自分の興味・関心を出発点に学ぶこと、プロジェクトを通して共に学び探求すること、社会の中にある課題について知りルールメイクできること。今でこそ、そのような学びの大切さが注目されるようになりましたが、10年前の東京シューレですでに行われたいことに、正直驚きです。

10年前、「子どもの権利条約」を学ぶ中で、子ども自ら思いを発信したいと、有志で共に考え、話し合い。不登校の子どもの権利は守られていないのではないかという課題を発見し、それを社会に知らせるために「不登校の子どもの権利宣言」を生み出しました。

東京シューレは「子どもが創る・子どもと創る多様な学びと社会を実現する」というビジョンを掲げています。「不登校の子どもの権利宣言」は子どもの学びが社会につながっていることを示し、東京シューレのビジョンを体現する代表的な取り組みだと思います。

「不登校の子どもの権利宣言」皆さまも、是非ご一読いただけると嬉しいです。※上映会をしたい方は東京シューレまでご連絡ください!交通費をご負担いただければ、どこでも伺うそうです!
https://www.shure.or.jp/shure/activity_archive/kenri/

あれから10年、不登校の子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しました。でも、不登校の子どもの権利宣言に書かれた権利が本当に守られているのか。不登校の子どもの権利宣言7条には「公的な費用による保障を受ける権利」が書かれています。

この7条の権利がいずれ保障される未来を。
一個人がフリースクールの奨学金を集めるために、バースデードネーションをする必要がない未来を願います。

https://syncable.biz/campaign/596/

目標金額25万円を目指し、私の誕生日(9/6)に合わせて寄付の呼びかけを行ってます。東京シューレへの奨学金というかたちで、ご支援、シェアのご協力をいただけると嬉しいです!

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