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はじめまして

富山で立山鉱泉という銭湯を運営しおります、中平昇吾と申します。

「銭湯を経営している。」なんて自己紹介をすると大抵2パターンの反応があって①「そんな人初めて見た!」という珍獣発見パターンと②「経営大変でしょー?」という勝手に憐れまれるパターンです。(実は「番台羨ましいっす!!」という変態パターンも稀にあります。)

あんまり気持ちの良い反応をされない訳ですが、銭湯がドンドンと潰れ若者の銭湯離れがすすむ現状を見れば仕方ないような気もしています。

そんな中で、僕が銭湯の経営をスタートさせたのは2018年8月。全くの他人が経営していた銭湯を廃業するという情報を聞きつけ、話し合いの末に継業することになりました。

なぜ銭湯をやろうと思ったのかは別の機会にゆっくり書くことにしますが、親族外の銭湯継業は全国的にも稀で「前例がない」道を進むのはなかなかに大変でした。

物珍しさからか新聞などに取り上げていただいたりしたためか、たまーに「私も銭湯やりたいんです!お話聞かせてください!!」なんて連絡をいただきます。確かにこの情報に溢れかえっている社会の中で「銭湯の起業の仕方」なんてものはどこにも書いてないので、藁をもすがる思いで連絡してくれるんだと思います。

自分が進んできた茨の道が、僕が通ることで少しでも整備されれば銭湯の継業が当たり前になる世界に少しでも繋がるかもしれないと思いこのノートに僕が体験してきたことを書いていこうと思います。

でも張り切りすぎずにゆっくりやっていくつもりなので、「ここだけでも早く教えて!」みたいな事があればコメントいただけたらお返事していきたいと思います。

よろしくお願いしますー。


立山鉱泉 中平昇吾

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