起業時、家族は敵?味方?

立山鉱泉の中平です。

ぼくは銭湯を継業する前は作業療法士というリハビリの仕事をしていました。病院勤務で国家資格でもあるのでそこそこ安定した生活を送ってきたんですね。

嫁さんも同業で、ぼくと嫁と子供二人。特別贅沢が出来る訳でもありませんが、たまに家族旅行するくらいには余裕のある生活でした。

そんな中、急に「おれ!銭湯する!」なんて旦那が叫び出す訳なので家族は当然混乱しました。当たり前ですね。

それでも、ぼくからしたら当時の嫁はせっかく見つけた夢に水をぶっかける敵だったんです。よく友人と飲みにいっては「全然分かって貰えない…」なんて愚痴を吐いていました。(友達からはお前が狂っていると言われました。)

ただ、こんな家庭がぐちゃぐちゃの状態では起業の準備もまともに進むわけがないんですね。ある日、腹を決めて嫁ととことん話し合い始めました。お互いの意見を隠さず話し合い、時には「話にならん!」と机をひっくり返すような喧嘩を経ながらも、とうとう「銭湯をやろう!」という共通認識を持てるようになりました。もちろん銭湯をしながら家事、育児をどのようにして行くのかも共有しました。

不思議なもので、嫁にGoサインを貰ってから起業の準備が飛躍的に進みました。たしかGoサインを貰って半年後に起業くらいのスピード感でした。

銭湯に限らず起業時に家族が敵か味方かって話はよく出る話題だと思います。敵か味方かはあなた次第ですが、間違いなく味方になってもらう努力をする事が大切だと思います。

嫁ちゃんに感謝を込めて。


立山鉱泉 中平昇吾

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