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「弱い人は、修正力がない」

弱い人は、修正力がない
   桜井章一

心を輝かせる名言集


「強い人は、修正力がある」ではなく、否定の言葉を使った「弱い人は、修正力がない」という表現が響いてきた。

私はほぼ確実に弱い人で、自分でも修正力が弱いなと思うし、しかも年々弱まっている気がする。

自分で考えたプランが予定通りにいかない時、「じゃあこうしよう」と代替案を出す瞬発力が鈍っている。

進捗を見ながら「なんかまずいぞ」と感じるアンテナも感度が落ちている。

今年に入ってから、周りの同僚たちにだいぶ助けられていると感じることが多く、申し訳なさや焦りを感じる。

去年まではもう少し他の人を助けることもあったと思うし、企画力も褒められることも何度かあったと思うんだけどなぁ。

去年までの上司が褒めるのがうまかったからかな。それは本当に感謝しないといけないし、今年からの上司と比較しすぎるのは控えないといけない。

年齢や在籍期間の長さの問題だけじゃないと思うけど、後輩たちに感心する。

「これって、こうしておいた方が良くないですか?」とか「次はこんな感じにしてみたらいいかなと思ってます」とか、目の付け所も素晴らしいし、提案力もすごい。

きっと素直だし、好奇心も旺盛なんだろうな。


あと、先輩や上司は弁解するスキルが高い。

自分が説明したことに対して意見された時に、相手の意見を否定せず、肯定もせず、だからといってすでに自分が説明した内容も否定することなく、相手の気分を害さずに、もとの説明を通す。

私は否定的なことを言われると、すぐに謝りたくなるし、相手の意見を汲み取らなければと思ってしまう。


「これでいけるはず」と考えていたことがうまくいかない時に、「じゃあこう攻めてみよう」という修正力はもっと高めたいな。

得意なジャンルで活躍するのも大事だけど、それだけでは不十分だ。

避け続けていいこともあるけど、修正する力はつけておいた方がいい。

どんなことをするにしても、持っていた方が自分を助けるスキルだから。



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