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「リーダーを3人とか4人で分散させているチームの方がうまくいく」

最初にリーダーに選ばれる人は、性格に難がある人が多い。どういう人がリーダーをやっているかという研究があるが、最初にリーダーに選ばれる人は、自己中心的、つまりわがままな人、そして、権力を持ちたい、自分の力で従わせたいという人が多い。

最初に会った時はまだお互いのことを知らないし、性格が分からないので、ぱっと見最初に入ってくる印象に左右される。

わがままな人は、すごく積極的に見える。
権力を持ちたい人は、堂々とアピールしているように見える。

(お笑いトリオのハナコについて)
最近流行の「共有リーダーシップ」に見える。

人によって得意な部分とそうじゃない部分がある。リーダーを1人に決めると、その人の苦手分野に他の人も影響を受けてしまう。自分が得意なところだけでリーダーをやっていくということで、リーダーを3人とか4人で分散させているチームの方がうまくいく。

最近は「共有リーダーシップ」にした方がいろいろうまくいくと言われている。

   杉浦義典(異常心理評論家)

「ホンマでっかTV」


研修とかワークショップに参加した時、たまにリーダーになることがあるけど、性格に難があるのだろうか。

最近はリーダーになることが減ったけど、それは性格が良くなったからだろうか。

答えは、「どっちでもない」だろうな。

初対面の人が集まってリーダーを選ぶ時って、「リーダーっぽい」という印象で決めることが多い。

むしろそれ以外の方法があまりない。


たしかに、たまに支配欲が強くて、初対面なのにみんながそれを感じ取るくらいの人もいる。

そういう場合は、自ずとその人がリーダーになることが多い。

そういう人がリーダーになると、振り回されてヘトヘトになることもあるけど、リーダーになりたがる人がいるから助かることも多い。

良いのか悪いのか、リーダー不適格と見られると、そのうちリーダーの座から降ろされることになる。


先日、チームや組織のトップは、時代によってあり方が変わるという記事を書いたけど、流行りというのがあるんだね。

「共有リーダーシップ」は理にかなっている。

得意分野でリーダーになる。

苦手分野は他の人にリーダーを担ってもらう。

リーダーは1人しかいないという考え方が思い込みなんだね。


何でも理想的にこなしたり振る舞ったりできるリーダーはそうそういない。

それなのに、リーダーという立場に就いたばかりに、みんなからの期待を一手に引き受けることになる。

得意分野だけじゃなくて苦手分野でも成果を求められる。

もしかしたら、「自分の方がリーダーに向いてるのに」と、妬んでいる人もいるかもしれない。

その人も、苦手分野があるからリーダーになっていないかもしれないのに。

得意な人がその分野のリーダーになれば、チームの生産性も上がるし、効率も良くなるし、妬みやひがみは減るかもしれない。


「今回のテーマはあまり収穫ないかも」と期待せずに観たけど、意外と学びがあった。

noteのネタにもなってるし、さすがホンマでっかTV!



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