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「誰も称賛してくれる者がいなくても、自分のことは自身で称えよ。」

誰も称賛してくれる者がいなくても
自分のことは自身で称えよ。

   ─ バートン ─ (イギリス探検家)

「20世紀の名言」


「満足したら、そこで成長が止まる」みたいな言葉もあるし、独りよがりになってしまうのは、怖いし、恥ずかしい。

でも、私はプライドが高く、内心はとても承認欲求が強いことは本当は自覚している。デキるやつだと思われたいし、努力も結果も存在も認めてもらいたいと思っている。

この気持ちが他の人よりも強いんじゃないかという思いもあり、あまり前面に押し出さないようにしている。「謙虚でありたい」とか、「クールな女性でいたい」という理想もあるから。

「私、すごいでしょ?」「褒めて、褒めて」とアピールするのがかっこ悪いと思ってしまう。周りにそういう人がいると、「ダサいなぁ」と嫌悪感を示してしまうほど。




内心「褒めてもらいたい」と思いながら、表向きはクールに振舞う。
基本的にはこれでいいのかなと思っている。

でも、時には、「誰も褒めてくれないなら、自分で自分を褒める」のも必要なんじゃないかと思う。

性格的なものもあるだろうけど、頑張っても誰にも褒められないという状況がずっと続くのは、モチベーションの維持が難しい。自信をなくしたり、自分の存在意義を否定してしまいたくなることもあるから。




歳をとっていくにつれて、褒められる機会は減っていく。

学校では「スポーツ大会で学年代表に選ばれた」とか「テストの点数が上がった」とか「作文コンクールで入賞した」とか、客観的に成果が見えることも多くて、褒められることが多かった。

それが、社会人になると、少し状況が変わっていく。

最初は「新人なのにここまで進めてくれたんだ」とか「まだ2年目なのにもう先輩より仕事できている」とか、褒めてもらえることがまだ多かったけど、だんだん「それくらいできて当たり前」「○年目なのに仕事遅いな」という目で見られることが増える。


褒められないのが当たり前になってくる環境を嘆いても仕方ない。褒められたいなら、「当たり前」を超える努力をして結果を出す。

…と、これが理想ではあるんだけど、頑張れば必ず結果がついてくるとも限らない。

だからといって、いつも自分で自分を褒めるのは、それはただの甘え。



でも、今日は大晦日!
今年1年を振り返って、頑張った自分を褒めてあげてもいいはず。

  • 3か月間だけの短期間ではあったけど、自分よりずっと若い女の子の指導係をこなせた。「年下」とか「後輩」という存在に対して苦手意識が強い私にしては、立派にミッションクリア。その女の子がすごくいい子だったこともあり、なついてくれて、嬉しかった!

  • 苦手な仕事も、ちゃんと進めていった。本当は苦手だけど平気なふりをして、周りも自分も騙しながら作業したら、うまくいった!上司とか同僚たちの力も借りながら進められた!

  • 職場の人たちとちょっと仲良くなれた。全員ではないけど、プライベートで遊んだ人もいるし、これから飲みに行こうと約束している人もいる。普通のことかもしれないけど、私にはめずらしいこと。

  • noteを開設して、自分なりに書きたいことを書いている。しかも今のところ連続投稿も継続中!

  • 糖質制限にチャレンジできた!今はリバウンド気味だけど、今でもできるだけ炭水化物は避ける意識は続いている。何より、気になっているだけで終わらずに、始められたことが私には大事。


挙げようと思ったら他にもありそうだし、考えていたら反省点も一緒に出てきた。

普段の自分なら、何も考えずに振り返ると反省が先に出てきてしまうけど、「自分を褒めるため」に振り返ると、成功体験がいくつも見つかった。

いい1年でした。




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