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「心配や憂いは新しいものを考え出す一つの転機。正々堂々とこれに取り組めば新たな道が開けてくる。」

心配や憂いは
新しいものを考え出す一つの転機。
正々堂々とこれに取り組めば
新たな道が開けてくる。
   ─ 松下 幸之助 ─

    (松下電器産業創業者)

「20世紀の名言」


私は心配や憂い事は次々と湧いてくるのに、焦ったり凹んだりするで終わってしまうことが多いから、現状打破できないんだな。

「正々堂々と取り組む」という行動が欠けている。


書き始めて、今も将来を悲観して凹みそうになったけど、別の思考回路を辿ってみると、仕事では、ここ1年くらいで成功体験がいくつかできていると言ってもいいんじゃないかと思う。


1つの仕事を進めている時に、途中で懸念事項が出てくることがある。

書かれている内容や数字の意味が分からなくて誰かに訊かないといけないのに、みんな忙しそうで訊けずにいたり。外部からややこしい問い合わせが来て、なんて返したらいいか分からずに時間だけが過ぎてしまったり。いろんな人に意見をもらってしまったが故に、まとめることができずに手も頭も止まってしまったり。

壁にぶつかると、そのことだけ考えてドツボにハマってしまうこともあるので、いったんその仕事から離れて時間を置くと、次に向き合った時に新鮮な頭で考えることができて、解決できることも多々ある。

その経験も理由の1つにはあるんだけど、ほとんどの場合は、向き合いたくなくて放置してしまう。「嫌だから」「楽したいから」「めんどうだから」を理由に動かないのは、社会人としてはダメだなと思う。


ただ、この1年くらいは、新人さんと接することが多かったこともあって、立場的に、嫌なことでも平静を装って向き合わざるを得ない状況だった。

苦手なことや難しいことに向き合うのは、怖い。

これまで自分の考えや判断に自信が持てなくて向き合えなかったから、トラブルを回避するためにも、事前に上司に「これって、こんな感じですよね?」と探りを入れてから対応するようにした。

そしたら、意外と簡単な作業だというのが分かったり、クレームかと思ったら純粋に教えてほしいだけということが分かったり、ということもあった。

もちろん中にはややこしいものもあって、さらなる難題に発展することもあったけど、1つ1つ向き合っていくと、ちゃんとゴールが見えてくる。自分では対応できなくて、上司にバトンタッチしたものもあったけど、それも1つのゴール。


怖がりだし、めんどくさがりなので、なかなか重い腰が上がらないことが多いけど、それまでの私よりちょっと早めに手をつけてみる。

経験が増えていくと、対応できる幅も広がるし、対応案も増えていく。

マイペースでいいから、1つずつ取り組んでみる。

向き合うことへのハードルが少しずつ下がっていくといいなぁ。




ダイエットも同じですね。

「太った、どうしよう」
「甘いの食べたい気持ちがおさまらない」
「運動しなきゃ」
「食事制限しなきゃ」
と、「思っている」だけでは何も解決しない。

実際に行動に移さないと、状況は何も変わってないんだから。


時々、趣味がないという悩みにぶつかる。

多趣味な人をうらやましいと思ったり、ネットで「趣味」と検索してみたりするけど、これもやっぱり実際に取り組んでみないと自分の趣味になるかは分からない。


今日は仕事始め。また1年頑張ろう。




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