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ponchalism
ボ ランティア
大学2年の冬だった。試験中でのんびり起きてテレビをつけると、いつもと様子が違う;何が起こったのか…見たことのある風景やけど???
言葉を失った;お受験で訪ねた町がもろとも崩れ落ちている…
「ボランティア元年」となったあの頃、今やと迷惑な行為なんやろうけど、試験が終わったら、クラスメイト4人と現地に赴くことにした…カラダが勝手に動いた
あたしの仕事は、午前中、救援物資の仕分け。午後から被災者のみなさんを有馬温泉へお連れし、夕方は、クラスメイトと合流して石原軍団の炊き出しのお手伝い…
全国各地の心やさしいみなさんから止めどなく届く救援物資。仕分け作業が追いつかない;配りきれなくて大量に余っている…町にはそれらを必要としている方があふれ、いざ配布するとなると争いが起こる。残った食べ物は廃棄処分…人間のいいところも悪いところも見た気がした;
くたくたでも…被災者のみなさんの「ありがとう」に救われる毎日だった
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