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ゼノブレイド3 DLC「新たなる未来」クリア後考察/雑記

ゼノブレイド3 DLC「新たなる未来」で判明した要素

色々ありました。適宜追記します。

以下、ゼノブレイドシリーズ(1、2、3、クロス)のネタバレを含みます。


リクの師匠について

本編ではメリアと謎のアイコンタクトをしていたり、魔剣ラッキーセブンをノアに渡していたりと重要な役目を果たした割に謎が残されていたノポン、リク。彼についての詳細は新たなる未来4話を進めた後、リクの工房に行き調べることで彼から師匠について聞けます。
リクの師匠はメリアです。そして、リクはリキの子供です。リクはお父さんがメリアと共に旅をしていたことを語るほか、メリアちゃんという父親と同じ呼称を使用することから分かります。

六氏族について

本編では像の台座から考察するしかありませんでしたが、新たなる未来で完全に補完されました。

ヴァンダム家→マシュー
ドイル家→ナエル
オーツ家→ニコル
ローディス家→カギロイ
リイド家→パナセア
カシィ家→リンカ
七人目(ウロボロスストーン台座)→?

七人目の始祖ですが、台座にウロボロス・ストーンが置かれていることや後のことを考慮すると、恐らくリクなのではないでしょうか。始祖たちと共に旅をし、支えとなった彼も銅像を立てようとしたが、ケヴェスに潜り込むにあたり不都合なのでリクが情報を残さないよう要望した。こう考えるのが自然ですね。

アルファを含めた時系列の整理

2つの世界が衝突し、オリジンが起動。ここで人の消えたくないという想いが原初のメビウス、ゼット、エックス、ワイとなり具現化。多分ほぼ同じくらいにオリジンの核として使用されたトリニティプロセッサー「ウーシア」がアルファとして意思を持ち、新しく生まれた命(つまりシティーの人々)以外は再生に不要だと考えました。
これに対抗するため、レックス・シュルクらリベレイターとメビウス・ゼットは世界を維持するという共通目的のもと、共闘。結果はレックス曰く「痛み分け、いや負けか」とのこと。新たなる未来のオープニングがその戦闘ですが、レックスの眼やシュルクの右腕はこの時持っていかれたようです。ちなみにそのオープニング、ゼットも割と情けない声を出しています。そしてゼット曰く「オリジンはアルファの手に落ちた」と。
メビウスとリベレイターたちは「事が収まるまでは不干渉」と、ゼットと約束を交わしていたようです。ゼットはその約束を律儀に守らせていたようですね。
本編では何もかもメビウスのせいだと語られていますが、所々アルファが原因なこともありましたね。

戦闘後、かつてザンザがシュルクを依り代としたようにアルファも依り代を求めました。そして、ウーシアのコアクリスタルがナエルの手に渡ります。
ナエルはアグヌスの血を濃く継ぐものだった、というのもありナエルはアルファの依り代となりました。これによるメビウスを含む兵士たちの消去を防ぐために、ゼットはエヌにシティー襲撃を命じます。アルファが力の糧とするのがシティーの人間たちだからです。本編では、ゼットはただエヌに命じただけと、冷酷かつ残酷な性格のように受け取れていましたが、新たなる未来をやると印象が変わりますね。

こうして、エヌはシティーを襲撃しました。エヌとアルファは激しい戦闘の末、ゴンドウのウロボロスパワーによってアルファは退けられます。ゴンドウはこの時、エヌの終の剣に触れていたため、ウロボロスパワーが強まり退けられたのでしょう。

こうしてシティーは壊滅し、この際ウーシアの良心エイが分離します。エイはアルヴィースです。
ゼットらメビウスはオリジンの掌握をせずとも、兵士たちを戦わせその命を刈り取ることで存在し得ていたので、オリジンの掌握は彼らの支配を盤石にするためのものであり、必須事項ではなかったようですね。

パナセア/リンカとニコル/カギロイたちの違い

パナセアはラインとカルナ、リンカはジークとサイカの子供ですが、兵士ではありません。一方、同様にシュルク、フィオルンの子供であるニコルとレックス、ホムラの子供であるカギロイは兵士として世界に生を受けています。
この違いは、オリジン起動前に子供を設けていたか否か、でしょう。本編EDの写真のレックスはまだ若く、髭も生やしていません。この時点でホムラ、ヒカリ、ニアは子供を産んでいます。(レックス、ヤバ過ぎる)
オリジン起動後にパナセアやリンカ達は生まれたのでしょう。だから彼女たちはシティーの人間なのです。多妻レックスは置いておいても、シュルクとフィオルンの結婚と出産が他の人物らと比較して速いのは意外です。シュルク、恋心に気づいたら一直線に止まらなかったのでしょうか……。

ウロボロスの力について

本編ではエックスが「私達(メビウス)が与えた」と言及するだけでしたが、アルファとの戦いにおいて、終の剣とマシューのウロボロスナックルが反応することでウロボロスとして実体化できるようになりました。確かに、メビウスが与えたとも言えます。
ウロボロス・ストーンはアグヌスの女王ニアとオリジンの金属が触れ合うことで形成され、終の剣はケヴェスの女王メリアがオリジンの金属と心を触れ合うことで形成されるものです。ウロボロス・ストーンだけではウロボロスとして実体化できないのは、アグヌスの力だけではなくケヴェスの力も必要だったからでしょう。
マシューのナックルとエヌの剣で出来たのだから、エヌが持つ終の剣もメリア由来であると推察できます。というか、エヌに終の剣渡したの絶対リクやろ……。

主要人物のその後と子供について

主にキズナビューで明言はされないものの、示唆はされます。

シュルクとフィオルン

ゼノブレイドのエンディング後、結婚していることが判明しました。リクの工房近くのキズナビューで、かつてのダンバンの家について「師匠の家」だと語り、レックスが「師匠ではなく義理の兄だったか」と言及します。
更に、展望公園のキズナビューからニコルが彼らの子供であることが示唆されます。

ラインとカルナ

これも同様に示唆だけですが、パナセアに対してシュルクが語った要素からラインとカルナも同様に子供が出来、それがパナセアだと推察が可能です。

ダンバン

シュルクから度々言及されます。シュルクは彼を師として仰ぎ、隻腕となった後は彼の戦闘スタイルを継いでいます。感慨深いですね。

リキ

リクが「お父さんがメリアちゃんと共に旅をしていた」と言うことから、リキはあの後更に子供が増えたようです。リクはメリアを師匠と呼び、終の剣を誰かに渡す役割を担っています。

レックス

本編エンディングで3人との間に3子設けていることが発覚していました。ニアとの間の子供がミオ、ホムラとの子供がカギロイでしょう。これは、エンディングの写真に映る髪色からの推察です。ヒカリとの子供も出てほしかったですね。

ジークとサイカ

クエスト、ムービーからリンカの両親だと推察できます。レックスはジークのことを師匠と思っていたようです。意外。

余談 ゼノブレイドクロスとの繋がりについて

クラウスら前の世界では「統合政府」が存在する他、恒星間を航行する移民船「イカロス」などが存在したようです。
地球種汎移民船などなどの要素からゼノブレイドクロスとの繋がりも考えることができそうです。ただ、ゼノブレイド1や2と比較してあまりに情報がないため、相当突飛な発想を要求されます。
個人的には、クラウスの世界の再生が地球から出立した移民団には及んでおらず、再生後の世界に降り立ったことで統治機構や機械技術などを受け継ぎ、ゼノブレイドクロスの冒頭へと繋がるのではないかな、とか思いました。

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