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今年は吉

家族の予定合うの今日しかない。と突発的に初詣に行くことになったのは日付の上では昨日の話。
一昨年だったか、それぐらいからちょっと遠出して大きめの神社に詣でるようになった。
こどもの頃は、山を超えて県外の恵比寿神社に詣でていたが、祖父の要望だったようだ。
我々子世代(我が家基準)の成長とともに予定が合わなくなったからか、祖母が病に冒されたからか、どういうきっかけだったかいつの間にかそちらに詣でることはなくなってしまった。
しばらくは近所の氏神様に詣でたり詣でなかったりしていた。
正月に詣でなくとも、家族の中でわたしだけは大晦日に除夜の鐘つきがてら参り続けいる。先日も行ってきた。

閑話休題。
一昨年去年に引き続き、交通守と厄除を買い……いや買うんじゃなくて、授けてもらって、おみくじを引く。
今年は吉だった。
去年は小吉、一昨年は末吉。
じわじわよくなってるのかもしれない。
去年は後厄、一昨年は本厄だったのでさもありなん。
吉凶よりも書かれている内容が大事だ、和歌が大事だなどと聞くが、それとは関係なく和歌の意味について考え込んでしまってるので、おみくじは持ち帰っている。

一昨年が
『一方に なびくと見せて 青やぎの ゆくへ定めぬ 人心かな 』

去年が
『吹く風に 沖辺の波の 高けれど こころ静けき 我みなとかな』

今年は
『眺むれば 眺むる花の あるものを 空しい枝に 鶯のなく』

どう解釈するのが正解なのかわからないが、自分なりに噛み砕いて解釈してたまに読み返していく、指針というかお守りみたいなそんざいになっている。

ところで、病気について「要心してかかれ」→「浅く見えて深いことあり」→「長引く よく養生を」とめちゃくちゃ注意されている。
自覚のある不調、自覚のない不調、常に不調すぎて何が不調なのかわからなくなってる部分……心当たりがありすぎる。
そろそろ己の身体に向き合うべきかもしれない。

奇特なお方向け