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いつかの言葉達

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10代の頃から20代の前半くらいまでに 書いていた文章や詩とか、最近の短文など。
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かたちのないもの

かたちのないもの

「恋人」とか
そういった名前をつけていても
心が遠ければ寂しくなるし

名前がなくって心がないと
それこそ何もないし

名前はなくても心がここにあるような
そんな繋がりもあるし

どれもこれもそれなりに
甘くて酸っぱくて
どれもこれも一定数の人にとっては
何もないのと一緒なんだって

けどどれもこれも
気持ちはあったよ

ここにはあったの
それは間違いないの

時間が経って
あれが欲しかったもので

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消えゆくもの

消えゆくもの

そうそう
こうしている間にも
感じたことは消えていく

その葛藤も悲しさも
いつかいつか消えてしまう

私はそれを一個でも残さなくてはいけない

誰かに言われたわけじゃない
誰かに言われたこともあるかもしれない

そんなことはどうでもいい

消えることはわかっているから
今しかここにいないから

只、色が欲しかっただけ

只、色が欲しかっただけ

あんたは医者に死ぬって言われたら死ぬのか?

こっちに来てと死者に呼ばれたら行くのか?

それは「そうしたい」というあんたの意思か?
それとも「行かなくちゃ」という使命感?

しなきゃいけないってなんだ。
それって誰かに支配されてないか?

「したい」と思うことを選べないのは
そうやって生きていく方法を
僕達がしらないから。

あんたの夢も
より強く描いて、明らかにすることだ。