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「黄昏二丁目三番地」の可能性について考えている

 よくきたな🍑

 逆噴射小説大賞のネタ出しの一環として、自作品の棚卸しなども行なっています。立ち返る先としては大きく二つあって、ひとつは数ヶ月前のインターネット滝行。もうひとつは、昨年の逆噴射小説大賞に出した作品群です。

 前者は40本くらいあのあらすじ群を膨らませる試みで、先日投稿した「8月7日のしゃれこうべ」なんかはそのひとつですね。

 後者に関しては今回のレギュレーション的にそのまま使うことはできないものの、世界観だとかキャラクターだとかを流用したり、別の事件を起こしてみたりできないかなーと思って検討してます。

 そんな中で、昨日投稿した「迷子の迷子の子犬さん」の世界観、名付けて「黄昏二丁目三番地」の世界観がすげー便利だなと気付いたので今日はその話。

 黄昏二丁目三番地は、架空の町「黄昏町」を舞台にした群像劇のつもりで考えています。黄昏町は大正浪漫建築が立ち並ぶメインストリートを中心に、裏路地を通れば色々な建造物が建っていたり突然草原になったりと時空間が斜めに交わったような町をイメージしています。

 さらに、「迷子の迷子の子犬さん」の時点で犬耳少女、幽霊、そして茶色いビッグフット(野太い声の男)が出てくるんですが、キャラクターたちが属性の坩堝。

 割ともう「なんでもありだなこれ」と確信を得ていまして、そう思って過去作品を見返すと結構な数のものが「黄昏二の三」にマージできちゃうなぁと思っています。

 例えばYumir-ユミル-。怪盗シロウサギ(人?)と吸血鬼(偽)ユミルちゃんとか。

 例えば「イッツ・ア・グッド・ホリデー」の悪魔とフリーの殺し屋とか。

 例えば「バッカス・ザ・トレジャーハンター」の竜人バッカスとか。

 彼らがいることで黄昏町の建造物とか構成物質とか広さとかも様々に変容して、Get Backersの無限城めいてカオスな空間が出来上がっていくのが楽しいですね。基本的に人外キャラを大体許容しうる世界観なので、思いついたら即投入できる基盤になってくれていて良い。

 そういうわけで、「迷子の迷子の子犬さん」がひと段落したら上述したキャラクターたちの物語も進めていきたいなーと思っています。クロスオーバーとかもやれると良いよね。楽しそう。

いじょうだ

 とはいえ、アマガサしかり、クロノソルジャーしかり、トレモズしかり、連載の手札ばかりが増えていくのはまぁどうなんだという気もするけれど……それぞれをそれぞれの気分転換として進めていきたいなーと思っておりますので、暖かく応援してもらえれば幸いです。

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