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ビューティフルに生きて死ぬだけの人生で出会ったビューティフルな人の話

 仕事とかで忙しく、しばらく合気道の稽古に参加できない日々が続いていたのだけど、ようやく昨日復帰した。

 それで師範が喜んでくれて「飲みに行くぞオラァ!!!」となったんだけど、この人がま〜〜〜〜〜飲む。水のようにワインを飲む。ハチャメチャに飲む。

 しかもだいたい居酒屋からのカラオケがセットで、昨夜も案の定カラオケ屋に突撃となった。平日の夜だというのに明け方までカラオケで大騒ぎして帰宅して仮眠して出社してイマココだ。学生のころからなにひとつ成長がない。

ビューティフルに生きて死ぬ

 学生の頃から変わらないと言えば、師範とカラオケに行くと「ももの! あれ歌えあれ!」と必ずリクエストされる曲がある。毛皮のマリーズの『ビューティフル』という曲だ。

 学生の頃、師範とカラオケ行く機会があって歌って以来、なんだかすごく気に入られている。特にサビの歌詞がお気に入りらしい。

 ビューティフルに、ビューティフルに、生きて、死ぬための僕らの人生。人生!

 カラオケ屋のレモンサワー(お世辞にも質が良いとは言えない)を飲みながらこれを合唱っていうか絶叫するのがお決まりである。

ビューティフルに生きる

 師範は僕が大学生のころからお世話になっていて、なんというか本当に型破りというか、本当に社会人ですよね???? という感じの人で、でも根っこが真面目で、不器用で、格好悪くて格好良い、そんな不思議な人だ。

 ビューティフルに生きるということはこの人みたいなことを言うのかなぁと思う。まぁ、「人生複雑骨折、ドラマ型統合失調症、ヒステリックでもストイックヒロイックパセティックでロマンティック」なんて人では流石にないのだけど。

ビューティフルに生きてる?

働きだすと人は変わる。悪いほうに変わる奴もいる。
お前はそうなるなよ、今のお前が最高だ

 就職が決まった時、師範から言われたこの言葉は相当に衝撃だった。おかげでサラリーマンになるの怖いなぁって思っていたころもあったし、たびたび先生に会ったときにいつもいつも、今の自分は最高だろうかとドキドキしていたりもした。

 そんな中、昨日『ビューティフル』を歌いながら「やっぱお前最高だ!」とか師範が叫んだのを聞いて心底安心した。見ているかあの日の僕。お前はちゃんと最高だぞ。

ビューティフルに生きたい

 師範とガッツリ飲むのは本当に楽しい。たくさん叫んで、たくさん飲んで、笑って、騒いで、良い年こいて夜が明けるまで騒ぎ続けられる存在だ。

 いつ会っても、この人のようにビューティフルに生きて、死にたいなぁと思える、そんな不思議な人だ。

 僕もビューティフルに生きられるだろうか。まぁでも体質的にワインがあまり合わないようで、ワイン飲んだ翌日に必ずひどい二日酔いになるあたり師範みたいにはなれないですね。うぇっぷ。死にそう。

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