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僕はたぶん喧嘩を議論として認識してしまうので、口喧嘩というものが苦手だ

 よくきたな🍑

 アマガサPart5の投稿から1週間が経とうとしています。お待たせしているPart6の執筆ですが、めちゃくちゃ滞ってます。すみません……。

 怪人<雨垂>の口から明かされた事実、「湊斗が怪人を爆殺する前に拷問して情報を聞き出していた」という点について、次パートで口喧嘩というか口論というか、そういうことをやろうとしているんですけど、なんだろう、多分あまりに経験がなくて書けない……? インプットがない……?

 そもそも僕自身メンタルがクソ弱いので、他人が口喧嘩してる様子をまともに見れないんですよね。なので洋画でよく見るがっつり口論してて、両者の声がどんどんデカくなってくやつとか本当に無理で。さっさと爆発が起きて次のシーンに行ってくれって思う。

 ていうかさ、話を遮んな最後まで聞けよ殺すぞって思うんです(過激派)。そもそもヒステリック起こす奴嫌いだし。

 ……っていう話をぽろりと友達に零したら「そりゃ議論だな。喧嘩じゃなくて」って言われて「あー」ってなりました。つまり……話を最後まで聞かないというのは喧嘩の常套手段なのか……?

 でもそう思うと納得できるところもあって、例えば少年漫画的な「俺のエゴぱーんち!」「吾輩のエゴきーく!」って展開は受け止められるんですよ。

 たぶんあれって、パンチキックの応酬に載せて言葉の応酬があり、ちゃんと最後まで聞いた上で反論するから受け止められるんだろうな。その反論が滅茶苦茶だったりするのは別に普通に観てるので。

なんとか理詰めで喧嘩シーンが書けないものか

 とはいえここは作家の腕の見せ所ですよねきっと。見たことがない怪人を書いたりするくらいなんだ、見たことがない喧嘩だって書けるはずだ。はずだ。

 喧嘩ってのはお互いの要望を突き通すために発生するんですよね。

 例えば子供が「このおもちゃほしい」って駄々捏ねる一方で親が「うるせぇ帰るぞオラァッ」ってなるのは、子供は「ほしい」という要望を、親は「金がない、置く場所がない、時間もない、周りの迷惑、だから諦めてほしい」という要望をぶつけあっている。

 そうおもうと(まぁ玩具がほしいって駄々はさておき)基本的にはお互いに事情があってその要求を通さなきゃいけないという使命があるんですよね。喧嘩をするということはそれなりの要求(欲求?)があるはず。

 こう思うとやっぱり「多分向こうにも言い分があるんだろうし、それ聞いてから言い返すほうが建設的だよなぁ」とか思うんだけど、最後まで聞かずに遮ってぶっ飛ばすのが口喧嘩強い人なんだろうな……。

 そう思うと、湊斗と晴香のそれぞれの言い分を改めて整理して、議論めいたことをさせた上で、どっちかが途中で話を遮ってボルテージあがるとかにするのが良いのか……?

 ううむ。もうしばらく難航しそうな気配。普段やらないこと、普段見ないことを書くのはかくも難しい。

いじょうだ

 ヒーローという、感情の爆発で強くなる存在を書いているのに、口喧嘩という感情の爆発の賜物みたいなものが書けないという現実。エゴのぶつかり合いかぁ……それそのものは好きなんだがなぁ……

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