『PROCESS MANIA』

（約940字）

「著者　シャンプーハット てつじ」

芸人さんが出した本か…
エッセイ的なあれかな、さらさらっと読み終わるやつかな。

最初、SNSで表紙を見たときの印象でした。

しかし手にしてみると、予想してたんと感触が違う。
パラパラとめくると、写真がたくさん入ってる。
紙が厚い。
思ったより字が細かい。
何で途中に広告入っとんねん。

何やこれ、何か違うぞ。

日本酒、製麺、空き家、かつお節削り器、ジャーナリズム、畳。
え！何それそうなんや、という世界が繰り広がっています。

かつお節削り器ってなんやねん。
いや削り器なのは分かるけど。。

畳屋、近所にもあったな～。
小さい時いたずらしようとして、はたかれたわ。

などなど思いつつ、

綾部の空き家の畳の部屋で、
カツオ出汁のラーメン食べて、
日本酒を飲みながら記事をものしてみたい。。

などと思わされましたよ。
……遠いな、綾部。

総じてエキサイティングな読書経験でした。

心の内に誘われる哲学書ではなく、
外に誘われるエンターテイメントのような本。
とでも言いましょうか。

ぜひ手に取ってご一読ください。

従兄弟のハトコの友達が近所に住んでます、
くらいの関係の、回し者のようでそうでない私がおすすめします。
いや誰やキミ。はい他人です。

ただ一つ、
最後に申し上げたいのですがよろしいでしょうか。
美味しそうなお店の紹介、関西ばっかやん＿|￣|○

さて、、話は変わりまして。

プロセス、いいよねって、
形のないものにも言えますね。

会社の制度づくりに関わってますけど、
できあがったものだけ見たら、ああそうですか、
くらいなもんです。

もっとこうすればいいのに、とかも言われます。

でも、その背景には詰まってるんですよ。
法律に社会情勢に同業の状況に、
なんなら歴史も加わった挙句の、
企画と運用のあいだの汗と涙のアレコレが。

そんな話、うまくまとめたら、知らない人にも面白くないですかね。
コーヒーだったら、from seed to cup.
コーヒーノキの種から、一杯のコーヒーができるまでのストーリー。

まとめ：
　それぞれの仕事に、熱いアレコレ。
　上手く伝えたらきっと面白い。

この本を手に取るきっかけをくれた人がこちら。
対談とか担当してる、メインライターさん。
↓↓

うまく探せなかっただけ？
noteで紹介してる人、他にはまだいないのか。。

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