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AIを越えた存在が問う幸せの定義。映画アイの歌声を聴かせての感想

オススメ度🌟🌟🌟🌟
あらすじ景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv 土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv 福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv 工藤阿須加)、人気NO.1イケメンのゴッちゃん(cv 興津和幸)、気の強いアヤ(cv 小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv 日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。「フィルマークスからの引用」
TSUTAYAレンタルで視聴。アイと言うAIを越えた存在の姿と歌声を通して問われる人間の幸せの定義。
まず冒頭からAIが今以上に発達し人間と共存できる様になった世界観の見せ方の上手さが素晴らしい。AIは人間の幸せを理解できるか?と言うテーマを軸に進んでいく物語ながら土屋太鳳のオンステージ的な演出は好き嫌いがハッキリ別れそうだが彼女が完全にシオンになっている演技力と歌唱力に引き込まれた。人間同士の繋がりは目に見える物だけが全てではない。心と心の繋がりは目に見えぬ線で引かれあいやがて大きな奇跡を生む。
シオンとサトミの二人の願いが重なりあい生まれた世界を幸福に包み込む愛の歌声に涙が止まらない。個人的には傑作の部類。大好き。近い将来でAIが本当に人間の心を浄化できるようなそんな未来が来たら良いな。
総合採点  4.5

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