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#69 歌詞を読む、メロディーを聴く

2月4日。木曜日。バイトしただけの1日であったが、ぼちぼち自分の勉強を進めるなどもした。

そんな今日は【歌詞を読む、メロディーを聴く】ということで。1月のプレイリストの振り返りなどなど。PCの充電が切れそうなので、パパッと書きます。

今日の記録

午後から活動開始。とりあえずバイトへ。ここでの勤務も、残り3回となった。先月、2月で辞めることを伝えたのだが、そもそも我々の雇用期間は4月までだったらしい。じゃあわざわざ申し出なくてもよかったじゃんと思うが、どちらにしろ、転職先を探しておいたのは正解であった。

その後は、Tully'sで勉強。『フェミニスト現象学入門』を読む。面白いのだが、シンプルに現象学が難しい。2月もなんだかんだ、フェミニズム強化月間です。とりあえずこの本は読み切りたいな。

ソルニットの『説教したがる男たち』。こちらも昨日、Kindleで購入。Kindle、買った感が全然ないので、ぽんぽんポチってしまう。この5日間で7500円分ぽちっていた。本当は紙の本の方が好きなのだが、買いに行くのめんどくさいなあという怠惰な思考が身についてしまった。

Tully'sのあとは、研究室で勉強。Tully's、のち、勉強。昨日一昨日とネガティブなことばっか書いたけど、ちゃんと前向きに頑張ります。一度ちゃんと吐き出してみると、前向きになれる不思議。

歌詞を読む、メロディーを聴く

みなさん、歌詞、読んでますか? 「歌詞を読む」ということ、僕は曲を聴いている以上当たり前のことだと思っていたのだが、案外そうでもないらしい、ということに大学生になってから気づいた。「このフレーズはこういうことを言ってるんだろうな」とか、解釈しながら聴くのって、そんな一般的じゃないんだなって。多くの人が、ひとつひとつの歌詞を覚えていたとしても、その意味を深く考えないだとか、あるいはそんなに意識しないだとか、なんだとか。みんな割と、メロディー重視で曲を聴いているんだなあということを、人とカラオケに行くようになってから発見した。これは結構、カルチャーショックであった。

僕はそれはもう圧倒的な「歌詞厨」で(そんな言葉があるのかはわからんが)、歌詞がいいなと思えないと、その曲が好きになれない質である。個人的な好みを語ると、抽象度の高い言葉を用いているほど、よい。「君」「僕」という言葉を避け、他のもので表したりだとか、そのまんまの想いを述べるのではなく、なんか抽象化するなどなど。まあ詳しくは、↓の記事を参照。だいぶ前に読んだものだが、結構納得がいった。

そんな歌詞厨であるので、基本的に洋楽は苦手であった。歌詞のよさで曲を評価するというのに、その歌詞が読めないので。ただ、最近は洋楽に関しては「歌詞も含めてメロディーとして聴く」ということを、割と習得してきたような気がする、という話。

1月のプレイリスト。#19でも書いたけれど、こうやって月ごとにプレイリストを作っている。

1月は珍しく、歌詞を調べるということがほとんどなかった。普段は、メロディーで曲を選ぶ→何回も聴く→歌詞を読む→愛着を深めるというプロセスを踏んでいるのだが(書いてみると気持ち悪い)、最近は徐々にメロディーオンリーでいいやとなってきている。何を歌っているかを確認せずとも、曲に愛着を持てるようになってきたということ。

以前、スピッツの草野マサムネが、「洋楽どうやって聴いてます?」との質問について、次のような感じで答えていた。

洋楽は曲の雰囲気とかで、「こういうこと言ってんのかなー」って想像しながら聴いてます。それで、あとから歌詞の意味を知って、「あの曲、あんなチャラかったの?」って驚いたりする笑。

「曲の雰囲気から歌詞の意味を想像する」、そんな高尚なことが可能なの? と思っていたが、割と最近、僕もこれを実践するようになってきた。本当に気になったときだけ歌詞を確認するという感じ。そうすると、あとから「思ってたのと全然違うじゃん」となりがちなのだけれど、以前よりはメロディーを楽しむという感性が身についてきた、気がする。

Stuck On Me / Michelle

こちらは、今日聴いた中でよかったもの。これもメロディーだけで選んでいるので、歌詞で何言っているのかはよくわからない(タイトルからして、ティーンの恋心感はあるけど)。

さっきも書いたけど、あとから歌詞を調べて「大したこと言ってないじゃん」と落胆することも、しばしば。The Mariasなんかはこの典型で、メロディーはいいんだけど、言っていることは割と普通。ただ、曲調と歌声がきれいなので、やっぱり聴いてしまう。

Ruthless / The Marias

PCのバッテリーが切れそうなので、今日はこの辺で。歌詞厨は洋楽を楽しみにくいんじゃないかと思ったけど、最近はそうでもないという話でした。ただ、やっぱり歌詞がいい方が愛着は持てるけどね。

あと、僕がブログでやたら曲の歌詞を引用するのも、「何よりも歌詞を聴いているから」と思ってください。そういうこだわりを持った人種が、いるのです。めんどくさいですね。歌詞解釈学派のみなさんは、これからもこだわりを捨てず、共に頑張っていきましょう。


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前に音痴について書いたけれど、「歌えない」ということも歌詞重視スタイルに影響を与えている気がする。が、どうなんでしょうね。