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スンとした。
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昨日も今日も心が風のない日の森の木か
波のない海のように静まり返っている。
自分にも、慣れ慣れしく言葉を使えない気色。
人がこのような沈黙に耐えられないように、わたしも戸惑っている。
何も叶わなくなっていいような気がする、と声に出して言うと、
胸がざわざわと波打ってくる。
それは違う、なんとかしたい、わたしから夢を消さないでと言うわけ、
見えないずっと奥の押し入れの中で暴れているけれど、
奥にあり過ぎてどれだけ騒いでいるのかがよくわからないけれど、
わたしは彼女を迎えに行かないと、彼女を自由にしないと、
安全だったという悲しい喜びになってしまったまま死んでしまうのねと会議している。
難しいです……。