【小学生のスポーツ】 サッカーや野球は人数不足、陸上教室は定員いっぱい。

田舎は子供が少なくサッカーや野球などチームスポーツは人数確保が難しく、クラブチームもスポーツ少年団も年代によってはチームが組めず試合が出来ない事もあるようです。
息子の所属するサッカーチームもなかなか子供が集まりません。

そんな中次男の行ってる陸上教室はいつも沢山の子供達が来てて、定員がいっぱいで断ったり空くのを待ってもらう事があるそうです。

私はその陸上教室にまだ3〜4人しか生徒がいない時を知ってます。
その時から約2年、今では何人かのコーチに手伝ってもらい、教室の数も増やしトータル150人以上の子供達に教えています。

子供が集まるのは何故か保護者目線と陸上教室を手伝った経験を元に考えてみました。


①チームスポーツと個人競技の違い。


メンバーが揃わないと試合に出れないとか、人数がいないと練習内容が制限されるとか、休む時もチームスポーツは気を使ったりしますが個人競技はその心配はありません。
他者に気を使わなくて良いのは子供や保護者も安心するポイントかと思います。

あと補欠なので試合や遠征に行ってもずっとベンチなんて事もありませんし、そもそも大会出場を目的にしていない子の方が多いです。

スポーツ少年団特有の保護者の役員問題もありませんし、審判を頼まれる事もありません。


②学校で役に立つから。


走る事は学校の体育、運動会、マラソン大会など避けては通れない運動で皆んなが出来る運動です。
子供に何か運動をさせたいと思った時、学校行事で役に立つ競技は選ばれやすいと思うし、子供が少しでも活躍できる様にと思う親も沢山いるでしょう。

実際に運動会やマラソン大会前後は陸上教室の問い合わせが増えるようです。


③他のスポーツにプラスして通い易い。


陸上競技には野球・サッカー・バスケ・バレーボールなど他のスポーツをやりながら参加してる子も多くいます。
どのスポーツも足が速い事や、反応が速い事は有利になるので、他のスポーツの競技力向上目的で参加する事もあるようです。


④安心して通わせられる環境がある。


昨年春頃から2年生の息子がサッカーを始めたので、試合に行くと沢山のコーチを目にする機会が増えました。
コーチが感情的になって、威圧的な態度や言葉で子供達をコントロールしてるのを見たり、試合後良くなかったプレーに対し長々と説教の様な事をしたり、低学年の子供達に対してそんな指導法のコーチがいるチームに安心して我が子を通わせる事は出来ません。

コーチの顔色伺いながらのプレーが楽しいわけがありませんので、まだ競技を始めて間もない低学年の子供は行きたくなくなるでしょう。

陸上教室は代表がしっかり勉強されてるので、威圧的なコーチはいませんし、技術的な指摘も丁寧にポジティブな言葉で伝えてくれています。

今はスマホで少し調べたら、威圧的な指導者はダメな事はすぐにわかるので、そんなコーチが1人でもいると子供も保護者も避けてしまい、良くない評判が広がってしまうでしょう。


最後に。

今回は陸上教室が人気の理由を書きましたが、息子がサッカーを始めたので、関わってみるとサッカーって本当に楽しいです。
野球もきっと楽しいでしょうし、姪がバレーボールをしてたのでバレーボールが楽しいのも知ってます。
試合での盛り上がりは、チームスポーツならではの物があり、個人競技ではなかなか味わえないと思います。

子供が集まらないチームは必ず集まらない理由があって、その理由の大半はチームの代表やコーチの工夫でなんとかなると思います。

子供達がスポーツを楽しめるチームが増えるといいですね。










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