月ノ美兎のリスナーが今更シャニマスを始めた話

最近シャニマスを始めた。

え、今更? お前月ノ美兎シャニマス実況のまとめサイト作ってなかった?
と言われると面目ない気分になるのだが、実際そうなのだ。
周囲の委員長リスナーは月ノ美兎委員長がシャニマス実況を始めた半年前くらい前に大抵手を付けていたのだけど、僕はこう、ソシャゲ……というかガチャのあるゲームには手がつけられなかったのだ。ハマると廃課金しそうで……。

しかしつい10日前、本当に気まぐれにシャニマスを始めてしまった。まぁ、委員長とでろーん(樋口楓さん)の『シャニマス案件』の影響は多少あったかもしれない。

と言ったあたりで、ちょうど10日経っての雑感など、色々を書こうと思う。

実況を観ていてよかったこと

委員長の実況見ていてよかったと思うことは、初心者としてロケットスタートが決められたということだ。

チュートリアルを終えて、次の初心者ミッションでWING決勝進出、その次のプロデュースでWING優勝できた。
だいたいのシステムと大まかな攻略方法はもう頭に入っていたので、正直全然苦労しなかった。

もっとも、その後しばらくはステータスと火力の感覚が合わなくて何戦か頭を悩ませていたんだけど、今は安定して優勝できるようになり、TrueEndもあまり苦労せず1〜3回のプロデュースで見れるようになった。

まぁTrue攻略には友人から教えてもらった攻略方法がかなり役に立ったのだけど、その友人も委員長とでろーんの実況を観て始めたVのリスナー仲間だったので、実質委員長の実況のおかげと言えなくもない。

シャニマスを始めて良かったこと

一方で、実際に自分の手でプレイしてみて良かったこともある。実況で見るより、アイドルからもっと強い印象を受けたのだ。

全員ではない。今のところ6人のアイドルをプロデュースしたのだけど、3人は特に印象は変わらなかった。
これはそのアイドルがイマイチだと言いたいのではなくて、例えばあさひは実況を見ていた時点でお気に入りだったし、実際にプロデュースしてみて良いストーリーだとも思ったのだけど、あさひはやっぱり実況で見ていたあさひのままだった。

しかし。
例えば甜花の場合、ホーム画面にいるときに「事務所に来るの…疲れちゃった」と突然囁かれたのが自分の心に刺さったというか、唐突に庇護欲のような気持ちを甜花に覚えるようになった。
以降プロデュースを通じて、ダメダメではあるけど自分なりにひたむきにがんばる甜花の姿に強く心を動かされてしまった。

樹里は、実況では委員長がプロデュースが進むにつれて「かわいい」を連発するようになり、明らかに樹里に落ちていく様が見て取れたのだが、見ていた自分は「え、そんなにかわいい??」と、委員長の気持ちが正直よくわからなかった。
しかし自分で樹里をプロデュースしてみたら……いやくっそかわいい。なんだこのかわいい生物。
やっと委員長の気持ちに共感できたのだった。

そして……甘奈。
WING決勝前後の、半分涙声になり声を震わせ、弱さを見せつつ気丈に振る舞おうとする甘奈の姿に完全にやられてしまった。

実況で見たときは甘奈にあまり強い印象を覚えなかったので、その落差に不思議になり、改めて委員長の実況の甘奈回を見返してみた。
するとやっぱり、甘奈の印象は薄かった。恐らく、天奈が声を震わせるシーンでも委員長が喋っているので印象が薄れてしまうのかもしれない。コメントを見ていると多くの人が震え声に言及していて、それを感じ取っている視聴者も多かったと思うのだけど、たまたま僕にとっては「ゲーム実況」という環境では印象が薄れてしまうのだと思う。

自分のプレイと実況で印象が変わる原因を色々考えてみたのだけど、要は、実況でアイドルと向き合っているのは実況者だけど、自分でプレイするとアイドルと向き合うのは自分自身、ということなのだろう。だから実況では委員長に刺さっているものが、自分でプレイすると自分に刺さるようになる。

なので、ちょっと前の自分みたいに、もし実況だけ見て満足している人がいたら、ぜひ自分でもやってみてほしい。きっと新たな発見があるはずだから。

結局どうなったか

結論から言うと、現在のところ、甘奈にハマった。
推しとか担当とか、そういう言葉を今使うのは違うと思っているが、めちゃめちゃ好きになってしまった。

実は本当に偶然なのだが、最初に手に入れたpSSR3枚がアルストロメリア3人のものだった。しかもちょうど今『流れ星が消えるまでのジャーニー』の期間限定イベントを開催している、というのをその後知り、運命的なものを感じずにいられず、まずはアルストロメリア中心にプロデュースしてみることにしていたのだった。

結果として、アルストの3人全員Trueを見て、感謝祭でMVPを取った。
『流れ星が消えるまで〜』のイベントコミュも当然見たし、あの『薄桃色にこんがらがって』も見た。委員長のネタバレ感想は聞いていたけど、そんなことを忘れてしまうくらい胸に刺さるストーリーで、ただただ称賛の言葉しか頭に浮かんでこなかった。
その後甘奈のGRADに挑戦して、重めのストーリーに悶えながらも何とか3回目で優勝できた。
たまたま見かけたキョンシー甘奈があまりに可愛くて、復刻中だった2019年ハロウィン衣装を思わず買った。

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フェスもやってみて、今は当然グレード1だけど順位1桁には入った。(今はもうちょっと落ちてると思うけど)

ということで、プレイ10日現在、めちゃめちゃ楽しんでいる。
この先誰かの担当を名乗り「P」を自称するようになるかはわからないが、当分の間は楽しませてもらおうと思っている。

限定甘奈とか来たら絶対廃課金してしまうだろうな……。


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