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にじさんじ Music Festival の雑多な感想

開催から日が空いて少し落ち着いてきたところで、にじさんじ Music Festival の雑多な感想などを。ダラダラ書いてもアレなのでなるべく簡潔にまとめる。
以降ネタバレがあるので、観てない人はネットチケット買って一回視聴しておくれ。

構成に良い意味で裏切られた

参加前、実は結構不安だった。
今回、混成ユニットで作るCD『にじさんじ Music MIX UP!!』との連動企画であり、なのでてっきりそのCDに収録される新曲中心でライブをやるのかと思っていた。でもCDまだ出てないし、Youtubeには各曲1コーラスだけ楽曲がアップされているけど、1コーラスだけだし予習のしようがない。(一応事前に聴き込んだけどやっぱわからんかった)
加えて、各ユニットが顔なじみのない即席ユニットも多くて、みんなノリがわからないんじゃないかと思っていた。

(KANA-DEROのときも思ったけど、なんでCDをライブ当日/後日に発売するんだろう。大抵ライブ前にCD出しません?)

しかし始まってみると、ワイパさんが最初のDJ Timeで新曲をあらかたかけてしまって、まず驚き。えっ、このあとのライブパートどうなんの?

……と思ったら、ユニット構成が神だった。

pure♡palet(物述有栖、シスター・クレア)
うたみこ(鈴鹿詩子、竜胆尊)
ChroNoiR(葛葉、叶)
usus/ドラひま(ドーラ、本間ひまわり)
刀かざ(森中花咲、剣持刀也)
にじさんじレジスタンス(椎名唯華、花畑チャイカ)

える&緑仙
ぷりずむりりっく!(宇志海いちご、家長むぎ、勇気ちひろ)
JK組(月ノ美兎、樋口楓、静凛)

9組中6組が、即席ではなく、普段の配信でおなじみのユニットだったのだ。そりゃそうだよね。
特に ChroNoiR→ドラひま→刀かざ→にじレジ あたりのぶち上がり方は半端じゃなかった。曲がカバー曲であっても絶対こっちの方が良いよ。俺らの当人たちへの思い入れが全然違うもん。

昨日のでろーん(樋口楓)の配信によると色々大人の事情があってこうなったらしいけど、新曲も楽しみつついつものメンツに思いきり入れ込んでライブに没頭できたので、結果的には正解だったと思う。もちろん、各ユニット1曲しか聴けなかったとか、色々不満はなくはないけど。

箱推しのためのイベントだった

僕は、にじさんじ主催のオフイベントは『月ノ美兎の夏休み〜課外授業編〜』(みと夏)、『KANA-DERO』、ときて3つめの参加だったんだけど、前2つとは明らかに違うものだった。書くまでもないかもしれないけれど、これは各ライバーの推しのためのイベントではなく、にじさんじ箱推しのためのイベントだったということだ。

もし誰か単推しな人がこのライブに来てもコスパ悪すぎて全く楽しめなかったと思う。観客の満足度が高いのも、出演ライバーの多数になじみのある観客が多かったから、に他ならない。みんながみんな歌唱力の高い人達じゃないんだから歌だけで聴かせられるわけもないし、元々彼らのほとんどを好きな人が来ること前提のライブだったんだと思う。

だから得られる感動も、少なくともみと夏やKANA-DEROとは別のものだった。1人のライバーの世界にどっぷり浸かれるわけではなく、ただ顔なじみのメンツがわちゃわちゃ出てきて、ステージ上で騒いで帰っていく、っていう空気感が良かった。それを会場の、にじさんじが好きな同志と一体になって味わえる感覚がとにかく良かった。
あと古参からすれば、「あのにじさんじがこんなデカい会場を埋めるまで成長した」っていう感動もあったかもしれない。

これはライブ後の話になるけれど、各ライバーがおのおの感想を語る雑談配信をここ数日やっていて、聴いてみると、
  楽屋で皆でボドゲやって大盛り上がりしたとか、
  チャイカが昼に出された弁当に文句つけてドーラ様に怒られてたとか、
  行きのバスで「陽キャ席だ〜」つってしぃしぃとでろーんがさっさと後方の席を占領したのに速攻しぃしぃが寝てしまったとか、
  そこで前に座ってた委員長が「こっち来なよ」ってでろーんに呼びかけていて、しぃしぃが寝ながらこっそり(てぇてぇ……)って思ってたとか、
なんだこれお前らの遠足かよ。いやホントね。こういうのも併せてにじさんじって感じするよね。

話は戻ってライブ中、やっぱこれ箱のイベントだなぁ、でも箱だとすると2019年組いないからな……なんて思っていたら、最後にどーんと来ましたよ。発表が。

2019年12月8日 Virtual to LIVE in 両国国技館 開催。
【出演者】
月ノ美兎
樋口楓
静凛
剣持刀也
勇気ちひろ
える
鈴鹿詩子
森中花咲
椎名唯華
笹木咲
ジョー・力一
鈴原るる
夢月ロア
御伽原江良
戌亥とこ

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(画像はにじさんじ公式のツイートからお借りしました。)

ついに2019年組の登場、しかも全員3D未公開。これは観たい。戌亥の初ライブこの目で見届けたい。

まぁもちろん不安がないわけじゃない。この辺りは、既に別の方がnoteに書かれていて、僕もほぼ同じことを考えていた。僕はドルオタじゃないけど。

僕はペンライトを振らないライブのほうが参加回数多いけど(というか、初めてペンライトを振ったのはKANA-DERO)、その感覚から言うと、両国S席の価格ってロックフェスの2日通し券がほぼ同じ価格帯なんですよね。まぁ抽選申し込みましたけどね。S席。
だから2日間やれとは言わないけど、それくらいの満足したいな。1ユニット1曲とかじゃなく、もっと色々観たいしやってほしい。
出演ライバーの世代が広がった分、これからは観客にとって「知らないライバー」が増えるはずだし、箱でとにかくわちゃわちゃしたら盛り上がれるって感じではなくなってくると思う。そうではなく、1人1人にしっかり没入できて、かつ、親しみのないライバーも新たに知れる場、みたいにしてほしい。いろいろ難しいとは思うし、欲を言うならば、だけど。

JK組の曲はフィナーレにふさわしかった

最後に、今回の出演者の中で僕にとって最推しであろう、JK組について。
やっぱり箱のイベントって印象もあって、JK組を満喫したっていう感覚はあまりなかった。けれど、ビッグバンド風のゴージャスな曲に合わせて3人が歌って、ステージを舞って、最後に3人がそれぞれのイメージカラーでスポットライトを浴びながら、そしてバックには他の出演ライバーが勢揃いしながらお辞儀、って演出がグッと来たし、見事にトリを務めたな、と思わせられた。そういう意味で、いいステージだった。

あと最後の最後、委員長が「配信で会おう」って言ったのが、VTuberの本分忘れてないなって思わせてくれてよかったですね。

余談

最後に、完全にどうでも良い話なんですけど。
さっきの両国のキービジュアルの真ん中の列なんですけど。

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女子大生コンビ。

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JKコンビ。顔が良い。

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幼女かな?

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