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TATAMiS PROJECT 当日

いよいよ前夜ではなく「当日」になってしまいました。
当日とはクラウドファンディングの開始日ということです!
このプロジェクトを起草して、あらゆる人のアイデアや価値観を詰め込みまして、ここまで来ました。
そうしましたら、12日の今朝のことですが、伊礼智さんに師事されている建築家の方に褒められました。
「良いことしてるね、楽しそうで」
価値観とは、人にどう思われるかということの集合体です。ですので、全く何も伝えてなかった人に、そう言ってもらえたことがとても嬉しかったです。私たち熊本県畳工業組合という企業団体が、いつの日か
「何かをする楽しい団体」と認知され、ひいては日本の畳職人の方々も同じように認知されればとても喜ばしいです。

日本という国は今の若い方がご存知ないかもしれませんが「手仕事の国」でした。今の中国よりも手先が器用で、とても美しい物を作っていました。
そのことは、この書物に書いてあります。昭和15年くらいです

さて、今日はTATAMiS PROJECT「当日」ということで、違う側面のお伝えしたいことを。今、日本は円安真っただ中です。少し前からウッドショックや半導体不足、原油高、電気料金の値上げ、ここに来てその弊害で、国内の工場の休止というのが現実味を帯びています。

(一側面からかもしれませんが)
労働力の安い国に製造を委託し、製造したものを海外に売る、そして利益を自国に。というのが大手企業。

海外から材料、資材を調達し、日本国内で組み立て、それを日本国内で売る。もしくは、すべてを調達し、日本国内で売る。というのが中小企業。

この方の記事に分かりやすく書いてあり、勉強になります。
外国に頼り、その資材が高騰し買えなくなる。ついには自社の生産力が落ち、いづれ何も作れなくなる。そんな日が、そう遠くない内にやってくるのかもしれません。そして、今以上に労働賃金は安くなり、平均給与も下がり、格差は広がるかもしれません。
先進国の中で平均給与が30年上がってないのは日本だけです。

単純かもしれませんが、だからこそ国内で生産できる町工場を活性化し、自国に生産体制を取るべきです。
今回のプロジェクトは、いち畳工場だけのことではなく、福岡大川の家具工場も含め、国内生産が活発になる契機になればと願います。

テレビ番組では、安くて面白い定食屋さんが持て囃されいますが、あれは企業努力であり、自らの利益を削って還元しているビジネスモデルで、ボランティアのようなことです。
本来は、上記の方が言われているように、それに見合った労働賃金を受け取るべきであり、それが回り回って全ての方の収益の増加に繋がることが望ましいです。

よろしければ国内製造の物を買われることをお勧めします。
本日20時よりクラウドファンディングを開始します!
よろしくお願いします。


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