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ふるさと納税を活用した新しい社会貢献のカタチ|双子・三つ子の誕生に喜びと支援の輪が広がる社会へ

福岡市は2024年7月、新たにふるさと納税制度を活用した「福岡市ソーシャルスタートアップ成長支援事業」を立ち上げました。

tatamama代表の牛島はこの度、当支援事業の認定事業者に選定され、ふるさと納税で集まった寄付を原資に、新たな多胎育児支援に向けた取り組みを行います。

今回の記事ではふるさと納税の仕組みや成長支援事業の概要、寄付金を活用した取り組みの具体的な内容について紹介します。


ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付をすることで特産品などの返礼品がもらえる制度のこと。各地域に納税(寄付)した分は、翌年に支払う住民税や所得税から控除を受けることができます。

地方で生まれ育った人が都市に移り就職すると、人口や納税額などにおいて地方と都市との格差が生まれます。

ふるさと納税制度は、その差を埋め、日本全体を元気にすべく考え出されました。そこには、納税を通じ故郷や応援したい地域に自分の意思で貢献する人が増えてほしいという想いもあります。

ふるさと納税がお得と言われる理由は、実質負担2,000円で返礼品がもらえるためです。返礼品には、肉、野菜、果物などの食品や、工芸品、宿泊券などバラエティ豊かな特産品があります

地域の課題解決に貢献できる。「ふるさと納税 for Good!」

寄付金の使い道を、地域を良くしようと活動する団体支援に充てることができます。

地域の課題を選択して支援することで、課題解決活動への直接的なサポートが可能になります。納税を通じ、社会貢献できる仕組みが「ふるさと納税 for Good!」です。

目標金額3,000,000円が見えてきました…!

福岡市スタートアップ成長支援事業とは

ふるさと納税制度を活用し、スタートアップ企業の事業活動と成長を応援するプロジェクトですふるさと納税で集めた寄付を原資に、公募を通じて認定したスタートアップの経営基盤強化のための各種取り組みを支援します。

tatamama代表の牛島は、第一期となる福岡市スタートアップ成長支援事業の認定事業者に選ばれました。

認定事業者として選出されたことは、多胎育児支援が社会課題として取り組むべきものと認められたとも言え、その意義の大きさを物語っています。

詳しくはこちらです。

納税者は寄付金の使い道に、応援したい活動を行う団体を選択できます。

福岡市外の方が寄付をした場合、返礼品を選択できます。福岡市内在住の方は返礼品はないものの、寄付いただくことは可能です。

目指すは、双子・三つ子の誕生に喜びと支援の輪が広がる社会

今回のふるさと納税で集まった資金は、「双子・三つ子向け妊娠育児アプリ」の開発に活用します。

多胎育児支援を牛島が個人でスタートした当初から、アプリ開発は目標のひとつにありましたが、実現のための資金調達に長らく課題がありました。今回、認定事業者となったことで、運用開始に向け大きく前進します!

ふるさと納税を活用することで、多胎育児支援の必要性をより広い層に向けて発信でき、アプリ開発を目指すと同時に、双子・三つ子の現状を伝えていくことで、これまで多胎育児にまつわる課題を知りえなかった方々にも、興味関心を持っていただけると考えています。

多胎育児にまつわる情報へのアクセスハードルを下げたい!

制作を進める「双子・三つ子向け妊娠育児アプリ」とはどのようなものかご紹介します。

多胎育児に関する情報へのアクセスハードルを下げ、人とのつながりを生み出すきっかけに

双子・三つ子などの多胎妊娠・出産・育児に必要な情報が受け取れるアプリです。

現在、市場へリリースされている妊娠・育児アプリの多くは、単胎児向け仕様のものがほとんどです。

月齢に沿って届く情報も十月十日、満ちて生まれてくる子ども向けのもので、早産や低体重児が多くを占める多胎児のママが必要とする情報ではありません。

《具体的な機能一例》※実際の内容は変更となる場合があります

多胎児ママパパ向け掲示板
ユーザーコミュニティでの経験共有や、励ましの声かけができる場を設けます。ここで拾い上げた声を参考に、アプリの機能を造設していきます。

「多胎児ならでは」の情報
多胎妊娠で多い早産や緊急帝王切開による出産など、状況にあわせた情報を登録することで、パーソナライズされた情報を受け取れます。

時期ごとにカスタマイズされた情報
多胎妊娠から育児までのステップバイステップガイドや、専門家による電話&オンライン相談サポート機能も充実させていきます。

おでかけMAP情報
双子ベビーカーで出入りできるお店やイベント情報を発信します。

寄付の具体的な使い道は?

アプリ開発には以下の経費が必要です。プロジェクトで集まった資金は、以下の一部に利用します。

(1)初期開発費用
アプリ全体の設計、セキュリティ対策、試作品の作成や運用テスト費用

(2)コンテンツ開発費用
◆ 医師、育児アドバイザー、栄養士など、コンテンツ提供に関わる専門家への報酬
◆ コンテンツ制作
… 記事、ビデオなど、ユーザーが利用する情報コンテンツ制作費用

(3)運用費用
サーバー管理費用
アプリのデータを管理し、ユーザーへのアクセスを提供するためのサーバー関連費用

メンテナンスおよびアップデート
アプリの安定稼働を保証し、新機能を追加するための継続的な開発費用

サポートチーム
ユーザーサポートのための人員コスト

(4)マーケティング費用
プロモーション
アプリの知名度アップやダウンロード数増加を目指したオンライン広告、SNSキャンペーン、イベント出展など

ユーザー獲得コスト
新規ユーザーを獲得するためのコスト

7月にオープンした納税サイト。9月末日の締め切りまでの期間で、寄付金を募ります。実際の補助金が出るのは10月以降と予定されていて、その後、およそ4カ月の制作期間を経て、アプリリリースは2025年2月頃と想定しています。

家族の笑顔が子ども達に広がり、未来につながる社会へ

ご支援いただいた方々から寄せられたメッセージ

多胎児家族の育児支援を考えるうえで大切なキーワード、それは「情報」「つながり」です。

多胎育児にまつわる情報を入手する難しさが解消すればきっと、多くの家族が体や心に余裕を持て、育児を楽しめます。

多胎育児に奮闘するママパパたちの「助けて」の声を拾い上げ、ひとつでも多くの笑顔につなげたい。「双子・三つ子向け妊娠育児アプリ」が、この想い実現を後押しする大きな原動力になると信じています。

ふるさと納税はいわば「社会をよくするための課金」!自分自身の納税の在り方、そしてその使い道までを主体的に考えていただいたうえで、ぜひみなさんの力をお貸しください!

多胎児家族を応援したい!と思ってくださった方はぜひ、こちらのサイトからふるさと納税をしてくださると嬉しいです。

https://furusato-forgood.jp/projects/000074#project-contents

目標額達成は、来年度以降の活動につながる大きな挑戦です。プロジェクトの進捗はtatamamaのInstagramやLINE公式アカウントのほか、オープンチャットを通じて発信していきます。

ビジョン達成に向け一歩ずつ進んでまいりますので、応援のほどお願いいたします。



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