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バイト先の社員が勤務拒否した日


大体タイトルの通りです。

バイト先の飲食店の社員が勤務拒否した、というだけの事から神の事まで思考した過程を書くだけです。

思考の過程を文字に起こすという行為が元来より非常に苦手なので、ここに記してみたいと思います。

すいません、本当にそれだけです。

平凡な思考を書いていくだけなので
過度な期待はしないでください。

流し呼んでください。

周りに怖がられている気がしたので始めたInstagramなので、僕の思考の過程を見てもらって

この物体も同じ思考する生命体なんだ!

とでも思って共感してください。


まず大体の概要を話しますと、

  • 素行不良の社員に対して本社にクレームがいった

  • その社員がそんな状況に居心地が悪く感じたのか今日、出勤を拒否した

それだけです。
これを読む上で皆さんが知っておくべきなことは。


このことを僕が知ったのは朝の11時、店長からの全体チャットへのメッセージでした。

上記のことがやけに詳細に書いてある(恐らく店長も怒り心頭だったのでしょう。南無三)メッセージを読んだ時、僕が第一に感じたのは面白さでした。


ああ、別に嘲笑とかの面白さではないです。
本当に。性格が悪いとか気が狂っているとか言われますが、別にそこまでではないです。

いや、嘘です。ちょっとは思いました。
問題を起こした次の日に小学校に行きたくない子供かよ、とは思いました。


でも、それ以上に感じたのは
こいつの舞台の主人公はいま、間違いなくこいつなんだろうな
という面白さです。

何年も続けてきた職場を出勤拒否する、というハレの日。
今、彼の人生という舞台は一つの山場を迎えました。
観客よ、これが無事に終われば拍手を・・・・・・


と、ここまで考えたところであることに気づきました。
僕は、彼の人生を何も知らない
もしかしたら彼の人生にとって、こんなことは日常茶飯事なのかもしれない。
学校もこんな風に中退しているのかも。

それが分からない僕に彼の人生という舞台を鑑賞する権利はないのかもしれない。
僕は途中で席を立ち、外でゆっくりと息をしました。

つぎに考えたのはある人の言葉。
白黒の仮面をつけた神経質な皮肉屋。
ルネサンス期の天才の名を関した男の言葉でした。
念のために言っておきますが、実在する人物です。

「(寝坊したとき、仕事に)遅れるとバックレるには大きな隔たりがある」

僕は間違いなく前者です。
そして今回出勤拒否した社員は後者。
つまり、自分とは異なる人間です。

そしてそれを悟るとともに、大きな後悔を感じました。

もっと観察してエミュレート対象にしておけばよかった

そう、自分と異なる人間はサンプルにすべきなのです。
サンプルという言い方は中二病みたいですね。変えましょう。
観察対象?
それもまだまだ中二病的です・・・・・・
ああ、そうです。
マネキン。
自分とは違う思考回路を持つマネキン。

新しいペルソナ、これも中二病的ですから言い換えて・・・
仮想人格。

皆さんもそうでしょう?
人前では仮装人格を使い分ける。真の自分は限られた人にしか見せないものです。

そして、マネキンの着飾っている思考回路という名のコーディネイトは仮装人格を作るうえで有効です。
ぼくはマネキンを観察するそのチャンスをみすみす逃したわけです。
それは後悔もするでしょう。

少し後悔した後、僕は切り替えました。
またいつかそのたぐいの人間には会えるさ。
実生活を送る上で害しかないのでなるべく会いたくはないですけど。



そしてしばらくして僕が出勤した時、なんだか奇妙な空気を感じました。

僕と同じ時間に出勤する筈の先輩が早めに来ていたからでしょうか。
いや、この先輩はいつも早くからいます。
勤労に対して真摯ですね。
参考にします。
かく言う僕も出勤時間の30分前に来ていますが。
楽なアイドル帯に働いて楽にお金を稼ぎたいので。

いえ、もしかしたら、奇妙な空気など本当は存在しないのかもしれません。

アンディウォーホルの『ブリロボックス』を思い出しました。


出典:https://www.musey.net/wp-content/uploads/2014/11/image3.jpg


それがアートであると言い張れば、ただの箱もアートである。

それが奇妙な空気であると言い張れば、それは奇妙な空気である。


これの是非、そして奇妙な空気かどうかなど置いておきましょう。

僕がここを地球だと思う限り、ここは地球なのですから。

大切なのは、僕がここを奇妙な空気だと感じたということ。


そうしてつまらない作業をしながら考えました。

「奇妙な空気だと僕が感じたのはなぜなのか?」

5W1HのWhyです。

「その社員がいないから」で断ずるにはやや早計な気がします。

作業をしながら思考の海で理由を探していると、彼が出てきました。


「僕がこの場に神を見出したからに他ならないだろう」


本質の自分です。

本質の自分とは?
すみません。皆さんの人生で出てきたことのない単語が出てきてしまいましたね。

簡単に説明すれば、先ほどのマネキンの説明に出てきた真の自分です。
僕の場合はそいつがある理由から分裂しているのです。

すいません、そこの説明も一応しといたほうがいいですね。
ここからは本筋とは関係ない話です。


ここまで飛ばしてください

というところまで飛ばしてください。
数学の授業でよくあった公式のつまらない解説のようなものです。


人間の人体には"氣"という名のオーラ力が流れています。
そうして訓練を積めば、その氣の根源をたどっていくことができるようになります。
その根源にあるのが丹田。へその下あたりです。
そうして意図的に丹田に力を入れ痛めつけます。
皆さん、一度は経験があると思いますが、自分の手をハサミで切ろうとしても、ある一定のライン以上はなかなか進みませんよね。
これは全ての生物が持つ自己防衛機能です。
しかし、丹田という身体の中心を攻撃することは簡単にできてしまいます。
氣を操るということに関して未熟だからですね。
赤ちゃんならハサミで指を切れるのと同じように。
そしてそれを続けるうちに自身が分裂します。
丹田を守るべく産まれた本能そのものの"正しい自分"
それこそが本質の自分です。
ジークンドーを習った時、教官が氣の操り方と同時に以上のことを教えてくれました。

皆さんも簡単にできます。
このセミナーの会場から出たところで簡単にこれができるようになるアロマを1万円で売っています。
本質の自分に会いたいでしょう?
本来はおひとり様1点限りなのですが、ご友人方に布教してほしいので本日は3点までご購入可能です。
ぜひご購入ください!


真面目な話、無茶苦茶危険なので絶対にマネしないでください。
感情と行動のバランスが取れない僕のような人間になってしまいます。


ここまで飛ばしてください


すいません、宗教的な話をしてしまいました。

でも申し訳ないことに、ここから先もしばらく宗教的な神の話が続きます。


本質の自分との対話です。

「僕がこの場に神を見出したからに他ならないだろう」

「どういう意味?」

「この場において、何かが欠損していると思うかい?」

「欠損しているといえるよ」

「それはなぜだい?」

「過去において、今日いない社員(以下便宜上Aとします)がいる状態で回していたからに決まってているじゃないか」

「しかし、いまは回っている。欠損しているなら回らないはずだろ?」

「それはいつもと比べてAの分まで皆が頑張っているから」

「なるほど、つまり過去との比較というわけだ」

「そう」

では、この場は四次元であるといえるのではないか?

「何をばかなことを。僕たちは22世紀人ではないんだ。四次元に生きていないよ」

考えてもみろよ。この場において、過去との比較が欠損しているという主観を産んでいる。
つまるところ、時間の連続性が僕に、いやこの空間に影響を与えているんだ。
これが四次元でなくて何が四次元なんだ?

ミンコフスキー空間(我々が生きる世界に時間軸という概念が加わったものが四次元だとする説)というわけだ」


出典:https://butsurimemo.com/minkowski-space/

「そう。そしてこの四次元の空間を生み出したのは誰だ?」

「Aだ」

「ならばAは神といえるのでは?」
「この空間を四次元に……つまり次元のアセンションを行った彼は神と呼ぶのにふさわしいだろう」

「詭弁はやめろ」

「詭弁だというなら、否定すればいいさ」


そうして、
僕は詰みの状況へと持っていかれていることに気づきました。

彼を否定できなければ僕の負け。理性に3D20のダメージを受けます。

逆に彼を否定すれば僕が僕自身を論破したことなり、僕の存在意義が揺らぎます。SAN値に1D100のダメージです。

これ以上付き合うのは危険です。僕はその思考に蓋をし、ごみに捨てました。

そうしてやや捨て鉢気味な気持ちでこう結論付けました。

「人様のことをとやかく考えてもどうにもならん」



以上です。

日々、こんなことを考えながら生きています。
ね、どこにでもあるごくありふれた結論でしょ?
少し迂遠だったかもしれないですけど。


だから僕のことを怖がらないでください。
どこにでもいる人間なんで。
本当に。
命を冒涜してそうとか言われるのは僕としても本意ではないので。
まじで。


おしまい








おまけ

こんなの読むより俺の作った作業用プレイリストを聞いてくれ!!!!!


あと『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』っていうNetflixのドラマがクソ面白いから見てくれ。
マジで。
こんなクソみたいなnoteを最後まで読むくらいならそっちの方が自分の為になるよ。


今度こそ本当におしまい

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