理想について

理想は理想で、現実は現実であるということ。現実に存在はしているものの、特定の部分だけ抽象化して、その上都合の悪い部分を削ぎ落としたものが理想であるということ。理想と言いながら、理想の方が薄っぺらい可能性があるということ。

考える時には抽象化しすぎないこと。むしろ具体化に具体化を重ねて、現実の事柄にまで落とし込むこと。思考をクリアにさせること。そして実行すること。理想はクリアな存在ではない。ゆえに実行が難しい。

もし理想が理想ではなかったと気付いても、深く落ち込まないこと。考えがまだ薄っぺらかったのかもしれないと気付くこと。削ぎ落としたと思っていた無駄の部分が、単に表面化しただけのこと。そのことだけに限らず、理想とはそういうものであること。かえって現実を生きる方が楽であること。全て戒め。


おわり

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