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元気づくり一筋! Focued on energizing

元気づくりとその楽しさをみんなで感じません?

元気づくり一筋! By chat GPT


1.元気づくりって

元気を作るってどういうことかと言いますと、リハビリっていうことばが理学療法士である自分にはピッタリきてます.でも、世の中一般だと、フィットネスだとか、ヘルスケアだとか、ラジオ体操だとか、ボディービルだとか、ジョギングとか、いろんな方法論がありますね.障害を持った方々や高齢者にはリハビリとか介護予防といった言葉が使われることがありますが、人生の中で、とにかくよりよく生きること、楽しく生きる力を取り戻すこと、そういうことが元気づくりだと思っています.この原稿はスポーツクラブでバイクを漕ぎながら書いてますが、頭の中身がはっきりするような気がしてます.唸りながら机で書き上げるよりも、スムーズに書ける気がしてます.ちょっとタイプしにくいですが・・・

2.一筋って 脱線を含み

 えーっと、高校生の頃でしたから18歳、今から40年前になりますね.リーリンチェイが少林寺という映画をやり素晴らしい体の動きを見せ、ジャッキーチェン、ブルースリー、そのつながりでアーノルドシュワルツェネガーのムキムキの体にあこがれ、少林寺拳法を学び始め、筋トレに目覚めて以後40年が経過しました.

 大学在学中にも少林寺拳法は続けて黒帯までは取りましたね、同時にパワーリフティング&ボディビル部にも所属してました.毎日3時間のトレーニングをするハードな運動生活を送っていた大学時代でした.
 大学は農芸化学といいますか、酵素科学ってのを実験系で卒業論文にしたんですが、大学の中でも珍しく、別の学部の体育学部の修士課程に入り、日本全国のスポーツクラブを研究するという論文を提出させていただきました.

 健康づくりの場所を研究材料に選んだということで、卒後に入社したのもスポーツクラブを新規に経営展開するベンチャーに入りました.今だから言えますがいわゆるブラック企業!だったように思います.よる7時に次の朝までにやっとけと仕事を渡されることや、怒鳴りまくられて仕事をすることなどザラでした.でも部署は創業社長の秘書室の丁稚みたいな役割だったので、今思うとものすごく勉強になってたのに、十分学べてなかったことを反省してます.28歳の頃だったと思います.1年半程度で退職しました.

 農芸化学の化学つながりで化学品の専門商社に入れてもらって8年程度、いきなり営業職になって右も左もわからず、の状態ではありましたが、バブル最終次期で世の中が浮かれていて、よくものが売れました.ここでも本当によくよく教えてもらいました.ものの伝え方、報告のやり方、営業の基礎、原価計算、営業報告書の書き方・・・などなどです.

 なんやかんや営業職になって疲れすぎて運動を忘れそうになりつつも、スポーツクラブに通ってなんとか体型を維持してた?時期だったかもしれません.38歳営業職を卒業して会社勤めを諦めて、理学療法士の学校にな入り直して3年間20歳年下の子供たちと一緒に勉強することになりなんとか3年間で卒業して総合病院に入ることになります.

 ここでリハビリという言葉を本格的に仕事にして、怪我をした人、病気になって入院した人、脳卒中片麻痺の人々と出逢い、そのリハビリに目覚める?ことになりました.本格的な元気づくり指導の開始です.

3.高齢者が元気になるって

シルバーリハビリ体操という茨城県発祥の高齢者元気作り体操を、とあるきっかけで茨城県水戸市で学びました.6日間8時間、全部で40時間以上の座学と講習だったと思います.それから何だかわからないうちに、岐阜県シルバーリハビリ体操指導士なるものに認定いただき、地域の健康体操教室の先生役をさせていただくことになりました.なぜかハマり役?だったのか.結構お座敷をいただいてあっちこっちの市町村で講師役をさせていただき、高齢者?というか、65−80代まで元気づくりを楽しんでおられる皆様と触れ合う機会をたくさんいただきました.

4.介護保険の仕組み

 2014年に総合病院を辞めて、自分でリハビリ特化型デイサービスを起業し、2015年から営業開始して、9年が経過しています.訪問看護ステーションも経営しているので、自らご自宅にお伺いして訪問リハビリを担当させていただき、述べ400軒近くのご自宅を伺わせていただいたと思います.お元気になるには、自宅の環境や、食事、奥様やご家族の支援が大切なことを体験から学びました.
 
 介護保険のリハビリは40分を標準として毎週1回訪問するパターンがほとんどです.60分の対応もありますが、ご自宅での自主トレ、生活上のご注意を共有して、治療というよりも伴走して一緒に元気になりましょうというトレーナーに近い部分が大きいと感じています.無論退院直後で、諸般の理由でご自宅に戻られた80代のお祖母様も筋トレとストレッチで元気になってもらって、一人で元気に買い物に行けるようになっていただき、さらに定期的に経営するリハビリ特化型デイに通っていただけるようになり、ものすごく元気になってもらって うれしや嬉し こういうことが楽しみになっている今日この頃です.

 リハビリ特化型デイでは、なるべく個別対応の時間を入れて、個々人のニードにあったカスタムメイドの元気づくりを目指してきてます.かなり経営的には難しいことなので、これをテーラーメードとどのように合わせていくかが経営課題になっています.

 デイケアという医師の関与する老人保健施設併設が多い、リハビリステーションとデイサービスでのリハビリは厚労省の位置付けが違い、報酬も違います.詳しくは別途書き上げていきたいと思いますが、リハビリ特化型デイでの個別リハビリは推奨される仕組みになっていないというのが、残念ながらの現状です.

5.元気になってもらうと楽しい

とはいうものの、ここがあってよかったわーーとおっしゃっていただけるご利用者様400名以上を担当させていただくにつれ、人はいつでも集まって語らって運動してそして元気になっていくことがあるべき姿なんだよねーーと簡単な言葉ではありますが感じている次第です。それを支援できることは楽しいし、嬉しいし、やりがいもあります.

6.スタッフも元気にならなきゃ

とはいうものの、療法士の人数をかけて個別を行うということは、介護報酬がそれを担保していない以上、歪みが彼らの給与に影響することを意味します.なので、介護保険外の仕組みを準備するか、個別と集団を組み合わせるか、すべてのご利用者様に個別をいつでも提供したいという想いを形にするにはもっともっと知恵を絞らなくちゃ行けませんし、そもそもそこに経済無くして道徳なしをきちんと判断することが必須であろうと思っています.

7.病院・クリニックとの違い

 病院では、リハビリの保険点数が概算ですが2500円/20分となっており、40分ではこの倍になりますし、40分をかけて個別に治療を行うこと(2単位といいます)が標準的であり(経験した病院では)、24単位が1日の上限でしたので、毎日12名程度が担当する人数の上限になっていました.

 私の経営するデイではこれが12−18人最大もあるため、療法士の体力と、リハビリの質、そして個別に対応することできめ細かく対応していける対応が難しいとも言えます.短時間で多人数は人間相手である以上、一定の線引きをしなくては行けないと思っています.

 ちなみにデイサービスでのリハビリは何分個別に行おうと約870円/回であり、今年4月の報酬改定では800円/回となり事実上、個別対応をすべての利用者様に行うことは推奨しませんという仕組みになっています。無論重篤な状態から日常を取り戻す病院でのリハビリと、健康増進を目指すリハビリの質を同列に論じることはできません。なので、それぞれの特性を活かしつつできうる最良を提供していくことが社会の仕組みとして提供しうる介護保険下でのリハビリであると思います。

8.自立に向けた我が社の取り組み

 運動しながら、休憩中に書いていますが、リハビリというか、健康増進というのか、社会復帰というのか・・
 ICFという、国際生活機能分類の言葉を使うと、生活機能モデルを改善していく。そこに含まれる、「生活機能」(心身機能・構造、活動、参加)の分類と、それ影響する「背景因子」(環境因子、個人因子)の分類で構成されています。 これに「健康状態」(病気、けが等)を加え、相互の連関の中で全体を改善していくことになると思います

 難しい定義ではありますが、全体を通じてまとめうるとすると、より楽しく、他社と共存し、助け合い、高め合って生活を楽しいものに、社会を良いものにしていけば良いとまとめができないかと思います。

 当たり前のことを、当たり前にしていける世の中になる。手段としてはリハビリが主ではありますが、住宅環境も、食事も、休養も、全てを含んで楽しい生活の街を作り上げていこうとする それが自分の役割であり、自社の役割だと思っています。

ご清聴ありがとうございました!



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