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モラルやルールの固定化の歴史を調べてみた

1.古代600年頃〜3.鎌倉時代1333年
4.室町時代1336年〜5.安土桃山時代
6.豊臣秀吉の時代
7.徳川時代
8..儒教の普及
9.明治〜12.大正時代
13.昭和時代
16. 平成時代
17.令和時代

モラルやルールの固定化がどのように変化してきたかを調べてみました
日本人てルールを守ることを是として変化しないことを良しとしている
そんな風潮は本当なのか?刷り込まれた歴史観ではないのか?調べてみました.

1. 古代(600年頃 - 794年): 古代日本では、大和朝廷が中央集権体制を築き、国家としての統一を図り始めます。この時期、仏教の導入(538年頃)とともに、中国からの文化的影響が強まります。律令制の導入(7世紀後半)により、中央集権的な政治体制が確立され、法やモラルの基盤が整備されました。この時代のモラルやルールは、仏教的な要素と中国の影響を受けた儒教的な要素が混在していました。

2. 平安時代(794年 - 1185年): 平安時代には、貴族社会が花開き、独自の文化が発展します。この時代のモラルやルールは、貴族階級の美意識や生活様式に大きく影響を受けました。仏教はさらに深く社会に浸透し、政治的な影響も強まります。儒教の影響は比較的弱いものの、貴族社会特有のエチケットや行動規範が形成されました。

3. 鎌倉時代(1185年 - 1333年): 鎌倉時代には武士が台頭し、武家政権が成立します。この時代には、武士道と呼ばれる独自のモラルやルールが確立されます。忠誠や義務、名誉などが重視され、武士の行動規範として定着しました。

4. 室町時代(1336年 - 1573年): 室町時代には、守護大名や地頭といった武士階級の権力が地方に拡大します。この時代のモラルやルールは、武士道の影響を受けつつ、地域ごとに異なる特色を持ち始めます。また、禅宗の影響が強まり、武士文化に深く根付いていきました。

5. 安土桃山時代(1573年 - 1603年): 安土桃山時代には、日本が統一され、社会が大きく変化します。この時代には、豊臣秀吉や徳川家康による中央集権的な政治体制が確立され、モラルやルールがより固定化されます。また、儒教の影響が強まり、江戸時代に入ると幕府による公式なイデオロギーとして採用されます。

このように、600年頃から安土桃山時代にかけて、日本のモラルやルールは仏教、儒教、武士道などの影響を受けながら変化し、社会の様々な層に根付いていきました。

安土桃山時代(1573年 - 1603年)は、戦国時代の終わりから江戸時代の始まりにかけての時期で、この時代には日本の統一が進み、社会秩序の再構築が行われました。

6.豊臣秀吉の時代: 安土桃山時代の中心人物の一人である豊臣秀吉は、日本を統一し、社会秩序を確立するために多くの政策を実施しました。この時代には、中国文化の影響を受けた儒教的な思想が徐々に社会に浸透していきますが、まだ儒教が公式なイデオロギーとして定着していたわけではありません。

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