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冬の雨

20181212 #diary 『冬の雨』#生存報告 #長文

バタバタと音を立てる冬の雨。
質量を感じざるを得ない。

こんな日は何もする気がおきない。
ずっと忙しかった気がする。
ぼーっと烟草の煙の行方を見る。

こんな日は久しぶりだ。

お騒がせしています。
谷口です。

みなさん、多くの心配をおかけしました。
メッセージやTEL、ありがとうございます。

なんやかんやしてる間に11月が終わってしまいました。
秋の終わりは休息するつもりでいましたが、
思い返せば、『ゆっくり休む』って事があったのだろうか…

«note.に事故の件あげるの忘れてました。
先日、玉突き事故を起こしました。
僕は幸いにも軽症で済みましたが、僕の車と2台目、間に入っていた軽の車が結構な損傷を…»

事故の件ですが、相手方に謝罪の電話をしました。
お二人とも、最後に『ありがとう』と仰ってくれました。

当初は「どこまで拗れるだろうか…」と
心配すぎて、レコーダーまで買ったというね。
(何が性善説を信じてるだw)

お見舞いの品に再度、謝罪の意を込めた手紙を添えて、
気持ちを切り替えようと思います。

ここ数ヶ月で短時間の忘却が激しくなっています。
一つの事しか出来ない。
例えば、珈琲を淹れようとお湯を沸かして、
待っている間にトイレに行くと、珈琲を淹れる事を忘れて自室へ戻ります。
(沸かすのはケトルなので、大丈夫なのですが)

そんな事ばかりが最近多いです。
集中力も『自分の世界』に入らないと保てないような気がします。

飲食店で働いていた時なんかは
聖徳太子並みに頭と手と目と口と五感すべて別々に動かせていたのに。

そんなこんなあり、
車の運転がとても怖い。
余計に気を張るからとても疲れる。

特に渋滞の時なんかデジャブが酷い。
吐き気や悪寒が軀に走ります。

ともあれ、車が無いとどこにも行けない滋賀県なので、
次期車はアイサイトや自動ブレーキの類を搭載した車になりそうです。

ごめんよ。オデッセイ。
君の助手席に一番乗ったのは祖母だったね。
おかげで二年前より若々しくなってくれたように思うよ。

僕の祖母はいまや月に10冊以上の本を読むようになりました。
それも仏教や神道式の本やその道の著名人のエッセイばかり。
「飽きないのかなぁー」と思うのですが、
僕が絵の本を眺めていたり、
美術館に何時間でもいられる事と同じ様に
祖母にとって仏教や神道式の探求は『生き甲斐』なのだろうな。

本を読んでる時の祖母は
目が爛々と輝いていて、『良い言葉』を探しています。
どこぞの大学の教授みたいな雰囲気あります。
何かを悟っているんだろうなぁ。と思ったり。

ボケの進行が止まって良かったけれども
仏教を説いてくるようになりつつあり、
まぁ、
うん。
聞き流しています。
「そやな。そやな」と。

本を読む暇も最近作って無いなぁ。
10分間読書始めようかな。

祖母よりも僕のボケ具合が激しい今日この頃です。

それでも、絵描きとしての仕事はちょくちょくと入ってくる様になりました。
12月は2つの大きな案件を頂きました。
しっかりこなして、またsnsに報告出来たらと。

(N島せんせからの、
「お前はしっかりクライアントの意向に添えたら良い仕事が出来ると思う」
と僕の数少ない大学の授業での指導時の言葉がリピートされ続けています。そう脱線するのが好きなんです。天邪鬼なもので…)

着実に一歩づつ。僕の出来る事を。
そんなこんなで生存報告でした。

画像は最近ハマってるインスタレーションの一部です。
ゴミにだって、見方によっては意味はあるんだ、と。
ゴミみたいな人生を送りつつある自分と重ねて作っています。

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