かーちゃんに説明する仕事シリーズ 3~IPアドレスとは?~
(↑の続きです)
ここからは仕事内容……というより、ネットワークの基本的なお話をしていきたいと思う。
このお話で、なんとなくでいいので、ネットワークの世界を知ってもらえたらなぁ……と。
ネットワークはどういう仕組みで繋がっているのか?
よくパソコンやスマートフォンなんかで調べものをする時、調べたい事柄を検索すると、様々なサイトを閲覧できる。
……それって、どういう仕組みで繋がっているのか? を説明してみる。
IPアドレスとは?
繋げ方の仕組みは、基本的に"電話"と同じである。
電話は、相手の『電話番号』さえ知っていれば、通話することができる。
この『電話番号』と同じ役割をするものを、ネットワークの世界では『IPアドレス』と呼ぶ。
IPとは、Internet Protocolの略である。まあ、ネットワークに繋げる際のルールだと思って頂ければよい(『電話番号』にも、表記方法にルールがあるのと同じ)。アドレスはそのまま、住所という意味。
パソコンないしスマートフォンで検索ボタンを押したとき、かーちゃんはこの『IPアドレス』宛に通信を送っているのだ。
(厳密に言うと検索ボタンを押した時じゃないんだけど、本シリーズでは細かいことは気にしない)
では、実際にIPアドレスを見てみよう。
・一例(iPhoneの場合)
Wi-Fiを繋げている状態で
「設定」→「Wi-Fi」→接続中のWi-Fi機器(チェックマークが付いてる)の右側の(i)をタップ
下の方にIPアドレスと書いてある。
例の図の場合、192.168.10.101が、このiPhoneの『IPアドレス』になる
(他の値は気にしなくていい)。
IPアドレスを公開してしまって大丈夫なのか?
ここで1つ、上記の見出しと同じ疑問を思った人はいないだろうか。
結論から言うと、パソコンやスマートフォンに設定してあるIPアドレスは、基本的に大丈夫だ。
細かい説明は省略するが、上記は『電話番号』でいうところの「内線番号」にあたるからだ。「内線番号」を知られただけでは、外部から通話できないのと同じ理屈だ。
「IPv4」と「IPv6」(余談)
余談だが、現在この『IPアドレス』には大きく2種類ある。
「IPv4」と「IPv6」だ。
本シリーズに出てくる『IPアドレス』は全て、「IPv4」の方を指す。
「IPv6」は一切触れないので、忘れてください(語れるほど詳しくもない……)。
まとめ
ネットワーク(インターネット)は、IPアドレスを使って通信している。
つづく↓
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