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かーちゃんに説明する仕事シリーズ 2~ネットワークエンジニアとは?~

(↑の続きです)

IT業界には、色々な仕事があるということが分かったと思う。
では、その中でのタタハムの立ち位置(職種)と仕事内容を説明する。
以下の通りである。

職種:ネットワークエンジニア
仕事内容:ネットワークを構築すること

「ネットワークを構築すること」とは、どういうことか?

身近なものでいえば、「自宅でインターネットを使えるようにする」というのも、ネットワーク構築の1つだといえる。
「自宅でインターネットを使えるようにする」には、ざっくり以下の対応が必要。

1.インターネットプロバイダとの契約
2.インターネットプロバイダから自宅のパソコンまでを物理的に繋ぐための線の敷設
3.パソコンやルーター(インターネットに繋げるための機器)の設定

これを別の言い方に直すと、「自宅からインターネットまでのネットワークを構築する」とも言える。

改めて、「ネットワークを構築すること」とは、
上記1.~3.の対応を全て(または一部)実施するため、あれこれ調整や手配、設計、機器の設定、試験などをすることである。
そして、これらの構築作業をおこなう職種が、ネットワークエンジニアという訳だ。

会社規模のネットワーク構築

……ちょっとざっくりとし過ぎたイメージになってしまったので、もう少し深く語る。
個人宅の場合、インターネットの利用者は数人だし、ルーター(インターネットに繋げるための機器)も1つで問題ない。
だが、これが会社規模になるとどうか?

・規模によって、最適な性能のルータを選定する
・物理的な線を各フロアに敷設するため、パソコンとルーターの間にスイッチという機器を設置する
・ぶっ壊れると業務に支障が出る機器は、二重化(冗長化)する
・外部から侵入、盗聴、攻撃されないよう、セキュリティに気を使った設計をする
・昨今は無線(Wi-Fi)もよく使うので、アクセスポイント(無線の電波をだしている機器)を設置、設定する
などなど、考えるべきことが増える。

もちろん会社ごとに要件は変わるので、それに合わせつつ最適なネットワークを構築する。

実際のネットワークエンジニアの仕事は、会社規模のネットワークを構築することが多い。

プレゼンテーション2

上図は、Microsoft PowerPoint にて作成。一部オンライン画像を使用。

つづく↓


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