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みらくる☆天使ちゃん

モリマサ公とタタクーク
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詩:モリマサ公とタタクーク

焼け焦げた女性器からこぼれる白とか赤を胸いっぱいに吸い込み、私の人を愛する心とか浅はかな打算とか、全部見透かされた気がしてとても嬉しかった。

打ち続ける斧の肉を砕く音。やっぱ天使ははねだよねー!
マイメロがなにかつぶやきながらお茶をいれていくのがわかる。

マイマイメロの耳を食み泣きじゃくる私の背中をさすりながら教えてくれた。
「あなたはゴムが破れてそこから漏れ出てできたのよ」

わたしはフルボっコの用意をしてコンビニへ
おにぎりはいつものやつと
モンスター
「モンスターなんて身体に毒」だけどもうなんでもよかった

myマイメロちゃんのお腹をはさみで開いてそこから溢れ出すいっぱいの胎児に顔をうずめて愛してるよ愛してるよって叫んだらもう入水だねってやさしく言ってくれて 言ってくれたけど

結局カラオケにはいかなかった。
結局ビリヤードにはいかなかった。じゃんけんはチョキではじまる。誰かに逢いたくてスニーカーを履いた。履く。地上に落ちる寸前の雪が再び舞い上がる。愛してるよという声が聞こえる。

誰か聞いてるなら許してください。
雨に濡れず雪も踏まず、自分だけの愛とそこから派生する細すぎる受胎にかまけた私を許してください。

ぴえん。目が瞬きしなくなるとかなりヤバい。「ああ、そっか」右手のチェーンソーを10センチあげてまた下げた少女が「ストイック」にやろうとして
ふりだしにもどる。

人の座った後の座布団のような優しさの名の元に振り上げた刃
ぱらぱらと降る私の指
大丈夫だよ。全部誰かのせいだ。

でもこれがっわたしっという存在のっしかただっ!どのブレーキパッドも少しずつすり減る。ズタズタのマイメロちゃんを抱きしめて抱きしめて手のひらですくう水のように光だけが残る両手

マイメロにレイプされた人の気持ちが分かる!?
とっても幸せだったんだよ!?
私の両手にいるのがそれなんだよ。
あなたが残骸って言ったものが
私にとっての 私だけにとっての

今という名のフラットな戦場を横切る。みんなのマイメロのマイメロは平等ではなかったということと、ぐびりとモンスターを飲み込み歩き出す。しみだらけの高架下に響くサキソフォンの音が突然無音

キミーガーヨーワー チヨーニー
静寂が血管を通り毛穴から咲く
どうしてもと欲しがったのに
ついに生を通しては見つけられなかった思い出

超ショック永遠がマイメロで私たちは死に続けるってこと?マヒしてきてんじゃねーよ!爆音でミラーボールがまわりだす。たしかなひかりにつつまれていくぼろぞうきんと化したマイメロが聞こえない声でありがとうと直接脳にかたりかけてくる。

マイメロは私だけを許した。

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